日本外国語専門学校 海外芸術大学留学科 芸術留学プログラム

JCFL FORUM 2008
芸術留学コース 作品展示会

芸術留学・ロンドン芸術大学セントラルセントマーチンでグラフィックデザイン/イラストレーションを学んだ卒業生が来校!


芸術留学・セントラルセントマーチンでグラフィックデザイン/イラストレーションを学んだ卒業生

日本外国語専門学校海外芸術大学留学科主任
SAITO, Tsunemi








2008年11月、目白新館校舎で開催したJCFLフォーラム2008の企画は、東京で行なわれるロンドン芸術大学作品展示会と連動するタイミングで始まった。
  ロンドン芸術大学は歴史と特色を持った6つのカレッジから成るヨーロッパ最大規模の芸術大学で、アートやデザインを学ぶためのすべてのコースを網羅し、世界中に優秀なアーティストやデザイナーを輩出している。日本外国語専門学校は十数年に亘り相互に協力・支援し合う友好関係にあり、その成果として、芸術留学コースからロンドン芸術大学へ送り出した卒業生は、この5年間をみても200名以上に及び、ロンドン芸術大学では現地学生でさえ芸術留学コースの名を口にするとの話である。
  こうした実績を鑑みて、また目白新館という留学科の新しい学び舎が整ったということも踏まえ、ロンドン芸術大学の東京展示会に協力する形ではなく、日本外国語専門学校主催の展示会へ協力を要請するという、主体的な姿勢でこのフォーラムを作り上げて行くことになった。
  プログラムの中心には、ロンドンに限ることなく海外で学び活躍している芸術留学コース卒業生の作品展示を据え、留学の魅力と展望、そしてJCFL留学科が数十年に渡り培ってきた実績を広く紹介するイベントとして構成、更に留学後の就職サポートまでを組み込んだ内容とした。会場となった目白新館校舎には、現在海外芸術大学留学中あるいは留学後のJCFL卒業生35名による作品80点余が、地下1階の教室をメイン会場に各フロアの廊下、吹き抜け、階段に展示され、普段はクール・モダンな校舎もさながら美術ギャラリーの様を呈した。
  また、日本における工業デザイン界の第一人者であり、GKデザイン機構の代表として現在も世界的に活躍されている、榮久庵憲司会長から作品写真とメッセージの特別出展をいただけたことにより、アートやデザインを学ぶ学生の作品からプロフェッショナルの作品までが一堂に会する、大変有意義な場を創出することができた。

■趣旨とロゴ・マーク”エキ”
  JCFLフォーラムは、様々な夢に向かう人たちの活力が交差する場である。あらゆる方向の流れがこの場では緩やかに滞留し、影響を受け合い、そこからまた次へ進む力と押し出す力がつながって欲しい。ここでは夢を共有できる人、実現するために応援してくれる人、自分の方向を大きくリードしてくれる人と出会える可能性がある。夢に向かう人たちは、人と情報が集まる場で目的地までのルートを探し、出発する。時に立ち止まり、折り返し、やがて到着する。こうした場の役割を、交通拠点である「駅」の位置づけに似ている。今回、こうした趣旨を共有するために、ロゴ・マークは“エキ” というカタカナをベースにデザインした。
  情報(information) と、自分( I ) を表すアルファベットのi を人の形に見立て、樹木のように拡がりながら成長する様子を表している。

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