日本外国語専門学校 海外芸術大学留学コース 芸術留学プログラム

海外芸術留学コース卒業生
レポーターProfile
イギリス留学中
スレードスクールオブファインアート
(ロンドン大学)
海外芸術大学留学コース 2010年卒
慶應義塾大学人文社会文学部美学美術史専攻修了




ディグリーショーに向けて

スタジオ


こんにちは。以前のレポートからすっかり時間が経ち、現在私はBFA(Bachelor of Fine Arts=美術学士)の最終学年に在籍しています。

昨年の今頃までは卒業生の作品展示を手伝い・見る側だったのですが、来月5月にはあっという間に自分のDegree Show(卒業展示会)を迎えようとしています。

現在はイースターホリデイという一ヶ月程の春休みを過ごしていますが、実際は卒業展示を目前にしているので、スタジオに行き制作を続けているところです。



Degree Showはスレードスクールオブファインアートの建物内で行われ、普段私たちがスタジオや講義で使っている部屋やスペースを使いBFA3年、BA(Bachelor of Art=文学士)4年の学生が約一週間展示を行います。今年の卒業予定人数は36名で、最近では展示場所や展示のあり方、イベントの告知方法などについてのミーティングが頻繁に行われています。

Degree Showは卒業生にとって最初で最後のとても大きなイベントで、毎年期間中は約3000人の来場者がこの展示を見に来るということもあり、皆で一人一人が満足できるショーをつくるために日々慎重な準備が行われています。

 


たくさんのことを学んだ充実の3年間

スタジオ
私がスレードのスタジオを使えるのもあと残りわずかとなり、毎日が貴重な時間となっています。まだ卒業までの時間は少しありますが、3年間があっという間に過ぎようとしており、この約3年間を振り返ると学ぶことが本当にとても多かったなと感じています。

自分の作品はだいぶ変化し、またチューターやスレードで共に学んだ友人たちともとても距離が近くなりました。スレードに入学した頃は何をすればいいのか全くわからない状態にいて、学校の環境に慣れるのにも時間がかかり、たくさんの失敗を繰り返して悩むことも多かったことを覚えています。


それでも、いろいろと制作の試行錯誤をしながら、何か自分にとって新しい経験ができたのは周囲にいる人たちのアドバイスや意見が常に交換できる環境にいたからだと思っています。最初の頃はファインアートだけの学校で閉鎖的な雰囲気なのではないかと不安もありましたが、今ではスレードを選び自分に合った環境で有意義な時間が過ごせて本当に良かったな、と思っています。

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