日本外国語専門学校 海外芸術大学留学科 芸術留学プログラム

英国 キングストン大学のMadeleine Cooke先生によるポートフォリオ審査が終わり、峯田さん、安部くん、道上くん、中道さん、寺尾さんが、ファンデーションコースに合格しました。学生一人一人のこれまでの学習成果がそのまま発揮された審査となりました。

英国王立芸術大学出身でファインアーティストでもあるMadeleine先生は、作品を見るだけでなく、そこから学生の興味を具体的に聞き出すという自然な形で質問をされました。峯田さんが影響を受けた映画監督のゴダールについて説明するとき、Madeleine先生も好きだということで、どのような作品をつくりたいのかが伝わりやすかったようです。また、Hot Chipというバンドを好きだという安部くんが、バンドの説明をしようとすると、先生もそのCD持っているということで、プレゼンテーションがスムーズに進みました。穏やかな雰囲気の審査でしたが、プロである先生は、的確にそれぞれの学生の強みと弱みを見抜いていました。ただ、どの学生も表面的な制作でなく、正直に自分と向かい合って勉強できていて、そんな個性的な学生たちを大学で教えるのが楽しみだとコメントされました。

先輩からのメッセージ

Madeleine先生の帰国後、同大学で学ぶ卒業生の新川君からメッセージが届きました。

おめでとうございます。Ｍａｄｅｌｉｎｅからインタビューの結果を聞きました。５人合格者が出たそうで、皆とても興味深い作品を作っていたと彼女が褒めていました。

来年、私はキングトンにいないかもしれませんが、皆さんが来年を素晴らしい年に出来ると信じています。私も、(学部レベル進学のための)大学の審査が４月にありますので、現在、先生方と相談しながら作品を作っています。彼等に負けないように頑張りたいと思います。