日本外国語専門学校 海外芸術大学留学科 芸術留学プログラム

授業レポート 【海外芸術大学ワークショップ】
2007年10月15日
The Arts Institute at Bournemouth
Character Analysis 「キャラクターの分析」

An animation narrative session designed to understand character creation.

キャラクターの創造を理解するための、物語的なアニメーション授業。

This workshop will enable student to think about character profile and how this can be used design both the look of the characters and the potential of both location and story.

このワークショップ(特別授業)は、キャラクターデザインの体験を通じて、そのプロファイルの重要性を考えることを目的とする。プロファイルは、キャラクターの見た目を決めるとともに、登場する場所やストーリーの可能性を生み出します。

オリエンテーション

はじめに国際部スタッフによる大学紹介を、そして先生による授業導入がスライドショーを使って紹介された。導入では、美術史的な作家等の作品を用いて、「キャラクターを描くことは、単に見えているものを写すだけではなく、その背景にある感情やさまざまなプロファイルが感じられるようにすることが大切」という説明が行われた。

ディスカッション、ブレーンストーミング → 作品へ

オリエンテーション後は、学生が小グループを作って、キャラクターを創造するプロセスを体験した。学生は通常授業でも既に多くのグループワークを行っているために、はじめから活発にアイデアが出された。学生は言葉でイメージを膨らませるとともに、手もとではそのスケッチがどんどん描かれた。はじめはブレーンストーミング的に拡散したアイデアやイメージは、時間とともに収束され、グループの中で1つのキャラクターが、少しずつ明確に見え出した。 ある程度イメージが決まったところで、学生同士はそのキャラクターの持つさまざまな背景やパーソナリティーに肉付けをする作業に入った。

ポール先生は、積極的に各グループを訪れ、気軽にそのディスカッションやブレーンストーミングに加わった。学生たちは既に、英語で考えながら手を動かし発想することにも慣れているために、授業はリラックスしたムードの中で、楽しく進行した。

プレゼンテーション

授業最後に、レクチャールームに集合し、グループごとの簡単なプレゼンテーションを行った。グループメンバーは簡単な役割分担を行い、作業に用いたスケッチブックを使って、キャラクターの説明が英語で行われた。

発表後には先生の指摘により、他のグループがキャラクターの詳細を訪ね、グループはそれに答えることで、キャラクターのイメージをさらに明確にする事を体験した。

最後に、ボンマス大学の昨年度の卒業生作品のアニメーションが上映され、授業は終了した。

 
 
 
 
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