日本外国語専門学校 海外芸術大学留学科 芸術留学プログラム

授業レポート
Unit2 立体の学習より「新聞人間」

作品

海外芸術大学留学科の春期は、8週間で行われる4つのユニットを体験することで、さまざまな造形表現を体験し、表現の可能性を広げ、基本的なスキルを学びます。第1のユニットの「立体の学習」は「新聞人間」から始まります。新聞紙とダンボールを使って、自分の身体と同じ量のボリュームを再現します。視覚的な印象ではなく、実際に手で触った感覚や大きさを大切にして、自分らしいポーズを考えます。新聞紙で等身大のオブジェを作ることは、美術経験の有無にかかわらず、初めての体験です。新聞紙を扱うことは触覚だけでなく独特な音やその変化を感じ、紙の状態を知り、そこからまたインスピレーションを得る、まさに五感を刺激する学習です。机の上ばかりでなく、床や廊下など、自分の気に入った場所で全身を使ってアートを体験することが、この先に専門化される大切な基礎を作ります。

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