アメリカ
モンタナ州立大学 映画学専攻

アメリカ留学コース卒業
東京・八王子高校出身

アメリカ留学・映画学を学ぶ

Q:アメリカ留学のきっかけは?

昔から洋楽が好きだったのですが、日本にはなかなかバンドが来てくれなくて、海外に行ったら沢山見られるかな~と。‘海外に行きたいな’と考え始めたきっかけはそんなものでした。その後、JCFLのパンフレットを見て海外の大学では『映画学』という専攻があることを知り、‘へ~、こんなことも勉強できるんだ’と興味が湧きました。学校見学に来て、先生に説明を聞くうちにどんどん留学してみたい気持ちになってきて。アメリカは大学の数も多いですし、学費もピンからキリまであるので、自分に合った学校を選べると思いました。

Q:アメリカ留学コースで留学の準備をして良かったと思うところは?

アメリカの大学での勉強の仕方を教えてもらったことですね。アメリカの大学は科目も多いですし、その予習・復習を全て英語でやらなくてはいけないので、時間のやりくりが本当に大切になってくるんです。留学前に、ネイティブの先生に要領よくリーディングや内容をつかむコツを教わったり、現地に近い勉強のペースに慣れておけたのは良かったと思います。あとはもちろん、スピーチやプレゼンテーションのテクニックも役に立っていて、現地の学生よりもアイコンタクトなどのパフォーマンスが出来ているな、と感じることがありますね。

Q:アメリカの大学はどんな感じ?

ピアスカレッジは、留学生自体の数が少なく、どの授業も分からないところは自分で何とかしないとどうにもならなかったので、毎日毎日、ひたすら勉強しました。でも苦にはならなかったですね。授業が楽しくて。最初の1年は一般教養を中心に学んだのですが、特に地学の先生が『Who's Who』(著名人の略歴を記した紳士録)にも名前が出ている有名な方で、授業も面白いし先生も魅力的で、毎回とても楽しみでした。映画でなく地学専攻にしようと思ったくらいです。(笑)高校の頃は勉強が大嫌いだったので、ここまで勉強が楽しくなったのは、アメリカと日本の授業形式の違いなのかな、と思います。日本は先生の講義を一方的に聞くという形ですが、アメリカは学生と教授の双方向なので、自分もどんどん参加しようという気になるんですよ。

Q:これからの目標、将来の夢は?

モンタナ州立大学で8月から始まるコースでは、ビデオ制作を中心にやっていこうと思っているんです。音楽が好きなので、プロモーションビデオ制作の技術を学びたくて。10分とか15分の短い時間に、色々なアイディアを詰め込んで、新しい実験的なことも何でもできる気がするんです。本格的に映像制作を学んでいく中で、美術製作や写真に興味が移っていくのかもしれませんし、先のことはわかりませんが、とにかく映像を作ることにはずっと関わっていきたいなと思います。

Q:アメリカ留学を考えている人へメッセージ

根気と覚悟を持っていれば、うまくいくと思います。そうでないと、辛くなって日本人同士で固まってしまったり、挫折して帰国してしまったりする人もいました。留学を目標にしてしまうと、留学できた時にそこで終わってしまうので、あくまで留学は自分の夢を叶えるためのステップの1つとして考えておくといいと思います。留学に関して英語の力を心配する人がいるかもしれませんが、アメリカ留学科の勉強をきちんとやっておけば大丈夫。現地の授業にも、最初からちゃんとついていけました。