【イギリス留学】
サセックス大学
経営学専攻 卒業

宮城県立泉高等学校出身
海外留学科イギリス・オーストラリア留学コース 2016年卒

JCFLの提携校の多さや親身になってくれる先生に魅かれ入学。
サセックス大学へ進学し、
ロンドンのコンサルティング会社の内定も獲得!

※写真中央が菊地さん

人生挑戦してなんぼ!「大学生」という人生の中でも色濃く実りある時期を
世界各国から来ている学生と過ごし、自らの知見を広めたいと思い留学を決意。

私は中学校から英語を勉強し始めたのですが、それ以来ずっと海外で勉強してみたいという思いがありました。JCFLに入る前にも、海外には語学の短期留学等で何回か行ったことはあったのですが、やはり大学生という人生の中でも色濃く実りある時期を世界各国から集う学生と過ごし、自らの知見を広めたいと思ったのが海外大学へ進学しようと思ったきっかけです。挑戦のハードルとしては高いと思いましたが、人生挑戦してなんぼ!という気持ちで、両親も自分の想いを分かってくれたので留学しようと決めました。
 
JCFLへの入学の決め手は海外提携校が多く選択肢が広いこと。また、英語で幅広い分野の授業を受けることができるだけでなく、学生に寄り添った親身な先生方がいるというのも、やはりエージェントを介して留学するよりも良いと思った点でした。また、自分と同じ志を持ち、卒業後もずっとつながって助け合える仲間と出会えることはすごく魅力的でしたし、自分のモチベーションを保つ刺激にもなると感じました。 

JCFLには、海外大学で存分に学ぶための力を身に付けられる学びの環境がある!
同じ志を持った同年代の人たちと出会えたことは、
国際社会を生きていく上で大事な財産に。

JCFLで学んだことは、「個人個人の自主性がいかに大事か」ということ。欧米の教育スタイルは、日本の教育スタイルに比べるとより「自ら学びに行く」という姿勢が見受けられます。JCFLでは欧米の教育スタイルのような自己発信型の授業が多いため、私たち学生が海外大学で存分に学ぶための力を身に付けられる環境であったと今振り返ると改めて感じます。
 
また、担任の先生とはマンツーマンで時間を設けてもらえる時間がたくさんありました。質問すると親身になって答えてくださり、学業的な真面目な話から個人的な相談まで幅広く対応してくれたことを覚えています。 そして、JCFLに入学して良かった点は、やはり同じような志を持った同年代の人たちと出会えたことです。渡航先が同じ人や異なる人もいますが、皆それぞれ高みを目指している人たちばかり。そんな人たちと出会い、切磋琢磨し合って卒業後も支え合える仲間として関係を維持できていることは、これからの国際社会を生きていく上でとても大事な財産になったと感じています。

多国籍な学生が集い、大学としての知名度も高く美しいキャンパスが特徴的なサセックス大学。在学中に経験した自らのプロジェクトの歩みについて、北アイルランドのカンファレンスで学生代表として発表したことが評価され、Sussex Education Awardsという賞も受賞!

やっぱりイギリスに行くならロンドンかな。という何となくの直感で、最初はロンドンの大学に行こうと思っていましたが、ロンドンは物価が高く生活費や大学の学費も比較的高め。そんな時、海外留学科の先生からブライトンにあるサセックス大学をすすめられました。調べてみると、大学としての知名度も高く、美しいキャンパスが特徴的な印象を受けました。また、イギリスで唯一国立公園内にある大学ということもあり、自然も豊かで、それはまるでピーターラビットの世界のよう。そんな美しいキャンパスを持つブライトンは、とてもオープンな雰囲気であることでも知られています。世界各国から学生が集い、皆国籍関係なくのびのびと過ごしています。なにより観光ではなく、勉強をするために住むので街の環境も私にとっては重要でした。ロンドンからも1時間程度の場所なので週末に日帰りでも行くことができ、ここしかない!と思い進学を決めました。
 
私はサセックス大学でビジネスマネジメント(経営学)を専攻していました。ビジネスマネジメントは非常に幅広い学問なので、ファイナンス(金融)からオペレーション(経営)に至るまで多岐に渡ります。1年目はビジネス全般の導入編としてさまざまなことを学び、その上で2、3年次に進級する際に自分がフォーカスしたい分野を選ぶことができました。ですので、今明確に学びたい分野が決められない!と思っている方でも心配ないと思います。実際にやってみないと分からないことも多いですし、さまざまなことを学んだ上で決められるというのは良いことだと思います。全体的には、リーダーシップに興味がある学生や、将来的に自分の会社を持ちたいというような学生が多い印象を受けました。私自身、ブライトンでスタートアップ企業を立ち上げたり、日本人会という組織の会長をしたりと、意識していませんでしたが振り返るとやはりリーダーシップに興味があったのかなと思います。
 
在学中には1年間インターンシップができるプレイスメントと呼ばれる科目を取り、大学で働いていました。その際、あるプロジェクトを任され、自分で計画的に進めなければいけない場面がありました。思い通りに進まないことやつまずきそうなこともありましたが、友人やチームの仲間、そして上司が手を差し伸べて助けてくれました。そして、このプロジェクトの歩みについて北アイルランドで行われていたカンファレンス(会議)に学生の部から出席し発表する機会をいただいたのですが、これを評価いただき、大学から「Sussex Education Awards」という賞をいただきました!人は互いに支え合って生きているのだと改めて感じさせられたと同時に、自分を見つめ直すこともできた実りある1年間でした。
 
大学では2年生からJapan Societyと呼ばれる日本人会(日本サークルのようなもの)に所属し、2年間会長を務めました。海外に出て、海外の学生と関わったからこそ改めて気づかされた日本の美しさや良さ。海外にいる日本人としてもっと日本の良さを発信していきたいと思いました。日本人学生ではない人はもちろん、日本人の学生も集える場所にしたかったので、どうすればもっと参加したいと思える組織になるかをメンバー同士で考え、さまざまなイベントを開催しました。年始には「イギリス生活ガイドブック」と称したオリエンテーションや日本での就活に対応できるように就活セミナーを開いたり、みんなでお寿司屋さんに行ったり、お好み焼きを作るワークショップを開催してみたりとさまざまな取り組みをしました。

1週間の時間割

    Management of Innovation (Lecture)     午前中:
・ジム、ランニング
・洗濯
 
お昼:
― 友達と街のカフェでランチ
 
午後:
カフェで勉強。
 
夜:
夕飯を終えた後、友達と街のパブで一杯。
午前中:
・ジム
・近所のスーパーで食材の買い物
 
午後:
友達とビーチに行きのんびりと午後を楽しみながら、勉強や私生活について語り合う。
 
夜:
月曜日の準備をしつつ、勉強モードに少しずつ切り替える。
    Entrepreneurship Finance and Accounting (Lecture) Gender, space and culture (seminar)  
Management of Innovation (seminar) Gender, space and culture (lecture)      
        Leading Groups and teams (workshop)
        (workshop 2)
8:50 起床
9:20〜10:20 ジムでトレーニング
10:30 朝食
13:00 ジェンダーのクラス
14:30 昼食
15:00〜18:20 図書館で勉強
18:30〜19:30 大学で言語を教え合うボランティア活動
20:00 帰宅
20:10 夕飯
21:00 近所のパブで友達と近況報告
22:30 帰宅&翌日の準備
23:30 就寝

留学前に比べて自分への自信も増し、より堂々と話せるように。
ロンドンにあるコンサルティング会社からの内定も獲得。
チャレンジ精神を持って日々精進していきたいです。

留学を経験して「挑戦する力」はついたと思います。何事も待っていては来ないということを学び、自ら進んで感じたことや思ったことを発信し、自分とつながってくれる仲間を探してアクションを起こしていく。空気を読むのも時には必要ですが、常に後手では獲れるものまで逃してしまうことも身をもって学びました。今となっては留学前に比べて自分への自信も増し、より堂々と話せるようになりました。留学先だからこそ出せる自分というのもあるのかもしれませんね。場所が変われば人も変わると言いますし、それもうまく活かして自分を上手に高められたら、有益な留学生活になるのではないかと思います。
 
私自身、将来はもっと日本に携わりたいです。留学中に私が出会った多くの海外留学生から言われた「日本は良い国」という言葉。これから先もそれを維持してさらに良くしていきたいと感じました。また、少しでも多くの人たちに海外留学がもっと身近に感じてもらえるよう、自分のできることを惜しみなく発揮していきたいです。
   
私は現在イギリスのロンドンにあるコンサルティング会社から内定をいただき、新しくできる日本チームに所属予定です。新しいチームなのである程度は新しいことができるかとワクワクしています。逆に言えば、結果を出さなければチームがなくなってしまうことにもなると思うので、チャレンジ精神を持って日々精進していきたいです!

留学に興味を持っているみなさんへ ―
学生時代の3~4年間が大事。何倍も成長できるのが国際進学! ―

海外留学はどんどん人気になり渡航者も増えていますが、まだまだ一般的と言える程ではないのも事実です。そんな中、今これを読んで留学したいと感じてくれた方がいたら嬉しいです。それはあなたが現在に至るまでに留学したい!という想いが少しでもあったからこそでもあると思います。
 
海外に行き、文化や言語が異なる環境で勉学に励むというのは簡単ではありません。しかし、私が実際に感じたことですが、それを成し遂げた暁には何倍にも成長した自分に出会え、視野も広がり、今の自分にはない考え方を持つようになっているかもしれません。そしてきっとこれからの国際社会を引っ張っていける存在になれることでしょう!
 
そんな可能性に満ちた未来を考えると目先の3、4年というのはとても濃密なものになります。そんな貴重な時間を是非惜しみなく楽しんで欲しいと思います。「Play hard, study hard!」日本では経験できないようなことをたくさん経験してぜひご両親にその話をいっぱい聞かせてあげてください。きっとあなたの帰りを楽しみに待っていることでしょう。いつか、この広くも狭い世界のどこかで会えることを楽しみにしています!その時はぜひ声をかけてくれると嬉しいです。
  • サセックス大学のマーク前
  • プレミアリーグに昇格した地元ブライトンアルビオンの本拠地にて(大学隣)
  • 留学生たちとのコペンハーゲン(デンマーク)旅行
  • Sussex Education Awardsにて(自分と他学生)授賞後、大学教授らとの撮影(左端:the Dean of the University of Sussex Business School)
  • Japan Society (日本人会)メンバー
  • 大学の同級生と!