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 JCFL留学科と留学斡旋機関の違いは? 留学を考えているのですが、最近留学斡旋機関のことが色々とニュースになっているので、急に不安になりました。JCFLと、ニュースになっているような留学斡旋機関の違いを教えてください。


A まず大きな違いは、JCFLは株式会社ではなく、文部科学省の認可を受けた専門学校です。留学斡旋機関は基本的に皆さんに留学先の紹介をし、手続きの代行をして、その手数料収入等で経営している会社になります。留学時や留学してからの学費やホームステイ代金の送金を代行するサービスなども行っています。

一方、JCFLは留学準備のための教育機関ですので、一番の目的は留学先を紹介することではありません。留学までに必要な英語力やスタディ・スキルズ(学習方法)を身に付け、異文化理解を深めるなどの準備をするための学校で、皆さんはそこで学ぶための学費を納めることになります。留学準備のための1年間でJCFLを卒業しますから、留学してからの学費は留学先の大学や学校に直接納めることになります。

留学先の決め方も変わってきます。JCFLでは1年間の準備期間中に担任の先生と希望の専攻や場所、予算などを相談しながら時間をかけて留学先をしぼっていきます。ホームルームの時間等に海外の大学からスタッフが来て大学の説明をしてくれたり、JCFLを卒業して留学中の先輩が来て話をしてくれたり、生の情報に触れながら自分自身が行きたい大学について検討していくことができます。勉強したい専攻についても、JCFLで様々な基礎科目に触れたり、先生の話を聞いてしぼっていくことができます。実際、JCFLに入学時には「アメリカで心理学を勉強したい」と言っていた学生が1年間勉強するうちに、「自分が本当に勉強したいのは、心理学ではなく会計学かもしれない」と変わることがたくさんあります。

もし留学斡旋機関で手続きなどを頼むことになれば、その時点で勉強したいと何となく思っていることなどで専攻が決まってしまったりもしますので、どんな内容が学べるのかも分からぬままに心理学で有名な大学を選び、現地に行ってから後悔することもあり得ます。

留学斡旋機関の中には、現地の大学について紙の上だけの情報しかなく、実際にスタッフが足を運んだことがないというところもあります。JCFLの場合は、これまで卒業生が実際に進学したり、教員が訪れ様子を知っている大学が提携大学となっていますので、安心して留学することができます。

TOEFLやIELTSなどの英語のスコアが必要ないという留学斡旋機関もありますが、そのスコアがないということは現地の大学で学ぶ英語力がないということですから、現地で苦労することになります。何年たっても現地の大学附属の語学学校に入ったまま、大学に進学できないというケースなどもあります。

またJCFLでは、留学斡旋機関と大きく異なり、在学中に取得した単位が提携大学の単位として認められたり、留学後の就職活動サポートを受けたりすることも可能です。様々な業界に直結した就職指導は専門学校ならではの強みでもあります。

いずれにしても、本気で留学を考えるのであれば、手続きだけを頼んだり、情報だけをもらったりするようなお手軽な方法はあまりお勧めできません。一生に一度しかできない経験だとしたら、しっかりと日本で心と英語の準備をしてから留学することをお勧めします。

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