オーストラリアのソレントで野生のイルカと泳ぐ

Moonrakerの船
泳げない乗客を誘導する中塚さん



福岡県立福岡中央高校出身

2005年 JCFLオーストラリア留学コース卒業
ソレントを拠点とするMoonrakerのクルーズで働く

仕事内容

1日1回〜2回のクルーズで、他の2人のクルーと当番を決めて乗客と一緒に海に潜ります。海に潜る時は、泳げない乗客をフォローしたり、遠くへ行ってしまいそうな人の様子を見たりします。また、ドルフィンをひきつけるためのダックダイブ(潜ったり上がったりを繰り返す)をしたりします。潜るのをやめてしまうと途端にイルカもいなくなってしまうので、息が苦しいですが必死です。でも遊び好きなイルカに会えた時には、遊ぶのに夢中になって息をするつのを忘れてしまうくらいです。海に潜らない日には、乗客のウェットスーツ選びを手伝ったり、売店で販売を行ったり、乗客に軽食などのサービスもします。これから日本のお客さんも増える予定です。

仕事のきっかけ

オーストラリアでの勉強を終えて日本に帰国し、今度はお金をためてダイビングのインストラクターの資格を取るためにオーストラリアに戻ってこようと考えていました。オーストラリアのドルフィンコースでともにダイビングの資格を取った仲間達の半分ぐらいが今も海外にいます。日本で働くことはあまり考えられませんでした。そんな時、このソレントでの仕事の話があり、野性のイルカと泳げることに魅力を感じました。

ドルフィンコースで役立ったこと
TAFEの授業では船のパーツの名称なども学んでいたので、こちらで働き始めてすぐに役立ちました。また(船を港につける)縄の結び方も知っていたので、それも役に立ちました。またダイビングのコースで船酔いを克服していたので、良かったと思います。

ソレントでの暮らし
今はソレントで同じJCFL卒業生の矢崎さんともう1人の船のクルー(オーストラリア人の女の子)と3人でシェアをしています。メルボルンの人が別荘を持っているようなリゾート地なので、ホリデー以外はあまり人がいません。(笑)お年寄りが多いですね。でも、クルーズを行っているMoonrakerのSandyが街の人に私たちのことを紹介してくれるので、「Moonrakerの船に日本人の女の子が2人乗っている」と皆が知っていて、街で声をかけてくれたりもします。MoobrakerのSandyと Torieは私たちにとってホストファミリーのような存在です。


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