 
大学に行く意味が見出せない。受験勉強に身が入らない。
高3のいよいよ受験シーズン。周囲はみんな大学を目指している。
でも僕は、すんなりと「受験モード」にはなれませんでした。
周りがそうだから何となく自分も大学に…とは思えなかったんですね。
時間はどんどん過ぎていき、相当悩みながら、まったく進路未定のまま来てしまいました。
英語は好きだったので「留学でもしようかな」と思い資料を取り寄せる中で出会ったのがJCFL。とりあえず説明会に参加してみました。
そこで初めて知ったのが、JCFLで2年学んだ後に大学3年生に編入できる「大学編入」の制度でした。
これなら僕にも「大学に行く意味」をつかんで大学行けるかも、と思ったんです。
また、留学という進路も「何となく」だったので、在学中に「本気で留学したい」と思ったら留学科に転科できることも聞いて安心。
まずはJCFLで学ぶ中で考えようと、「英語本科 大学編入専攻」への入学を決意しました。
その時点では、今の自分へのストーリーはまったく想定していませんでしたが(笑)
やっぱり僕は大学じゃない。
JCFLはクラス担任制なので、大学編入専攻に入学した直後、学生1人ひとりとの担任面談がありました。
その時に僕は、実は今でも「本当に大学進学なのか?」ともやもやしていること、
将来は教育や好きなスポーツに関わる仕事をしたいと思っていること、
英語の力は伸ばしたいと思っていることetc…を正直に相談したんです。
すると先生が「それなら公務員を目指してみれば?」とアドバイスしてくれたんです。
JCFLには僕の所属する英語本科に「公務員専攻」というコースがあり、外務省や東京都に就職実績が出ていて、
そういった進路なら、僕の将来やりたいことができるかもよ、と。
その話を聞き、僕は迷わず「公務員専攻」への転専攻を決意。
下のきょうだいもいるので、2年で就職すれば学費の負担も減らせる!
やっと、大学ではない僕のやるべきこと、僕が勉強する意味が見出すことができました。
学内企業説明会で、自分のやりたいことを再確認。
JCFLの公務員専攻は、講義とクラスメイトとの共同学習(ゼミ)をバランス良く組み合わせていて、
公務員受験で避けて通れない筆記試験対策は万全です。少人数でわきあいあいとしていて雰囲気もすごくいいです。
それは当然として、このコースでも英会話の授業が毎日あり、TOEIC対策や受験も学内で全部できるので、
「英語力を伸ばす」というもともとの目標も叶えられるのがJCFLの価値だと思います。実際TOEICは200点アップしました。
そして、就職希望先の決定打が、学内企業説明会の「企業&業界セミナー」。
ここに、例年通り「外務省」「東京都」の採用担当者が来てくれて、それぞれの官公庁の存在意義や具体的な仕事内容を聞き、
「ぜひ働いてみたい」と志望が固まりました。
外務省と東京都、両方受かった。納得できる将来をつかめた。
2年生の秋から始まった公務員試験は、おかげでとても順調に進み、なんと外務省と東京都、両方に受かることができました。
正直「どっちに行こう」とここでも悩みました…。でも最終的に「東京都」に行くと決断。
「教育やスポーツに関わる仕事をしたい」という初心に帰りつつ、
2020年の東京オリンピックに関わりたい!という気持ちに正直になって決めました。
今はとにかく、どんな仕事に配属されても全力で取り組んでいこうと思っています。
振り返ってみると、高校時代は進路に関する知識がなくて焦ったり、迷走したり、もやもやしたりしていました。
でも結果として「大学進学がすべてではない」と漠然と思っていた僕に明確に答えてくれたのがJCFLでした。
入学後にも柔軟な進路選択と、僕のことや思いをわかって親身にアドバイスしてくれる先生方がここにはいます。
もし、僕と同じように今もやっとしている方がいたら、JCFLに一度来て何でも相談してみるといいと思います。
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