北海道庁 合格
北海道 中標津(なかしべつ)町 合格

英語本科 公務員専攻 2年
東京都立農産高校出身

2022

1.14

農家さんとの約束を果たすために
公務員になることを決めました。

生まれは埼玉、育ちは東京。なぜ北海道の公務員?

農業系の高校に通っていたのですが、高校主催の北海道酪農体験で1週間ファームステイを経験。そこで、高齢化に悩む日本の農業の現状を知りました。「将来、広い視野で私たち農家を支えてほしい。」お世話になった農家さんと交わした約束。もともとは縁もゆかりもない北海道だったけど、この約束を果たすために公務員になることを決意しました。

なぜJCFLに入学したのですか?

もともと英語は好きで、高校の頃は英語の授業の前後でネイティブの先生と話したりしていました。また、農業クラブ(全国の農業系高校生約9万人が会員とし所属している全国組織)では副会長を務め、アメリカの役員の方たちとミーティングをする機会もありました。「農業」と「英語」が自分のキーワードだったので、英語系の学校で進路を悩んでいました。最終的にJCFLの総合英語科か公務員専攻の二択で迷いましたが、農家さんとの約束が自分にはあったので、公務員に挑戦してみようと決めました。

実際に公務員試験に挑戦してどうでしたか?

公務員クラスの担任である葭原先生が僕たちのために、現在公務員として働いている卒業生をたくさん呼んでくれました。そのお陰で、実際に働いている方の雰囲気を感じられたり、試験突破の極意を知ることができました!本番の試験は、東京と北海道を1日おきに移動するハードスケジュールでしたが、面接官の方が北海道や農家に対する思いを受け止めてくださいました。将来は、自分の好きな英語を活かしながら、海外の酪農の在り方をヒントにしたり、広い視野で日本の農家の現状を見つめることで、国際交流も視野に入れながら日本の農業を盛り上げていきたいです!