羽田旅客サービスのグランドスタッフに17名のJCFL生が内定しました。運航状況や羽田空港内の案内だけでなく、関連交通機関や宿泊施設に関する知識も必要とされる仕事です。JCFLを経て留学、帰国後再びJCFLに入学し就活に臨んだ坪井さんに話を聞きました。



羽田旅客サービス　グランドスタッフ
エアライン専科
アメリカ・Genesee community college出身

Ｑ　エアライン専科に入るまでの流れを教えてください

Ａ　実はJCFLには２度入学しているんです。最初はアメリカ留学科へ、帰国後にエアライン専科へ。高校の頃からエアライン業界への憧れはあったのですが、それよりも英語が話せるようになりたい、視野を広げたいという思いが強くて、留学に惹かれていました。１年程度の交換留学も考えましたが、真剣に学ぶには正規留学がいいと思い、JCFLの留学科に入学しました。

アメリカではコミュニティカレッジで、一般教養と観光を学び、帰国後ホテルでアルバイトを始めました。やはり「将来は接客をやりたい」と思ったのですが、立ち姿や歩き方、言葉づかいを注意されることが多くて…。そんな時にJCFLに１年制のエアライン専科があったことを思い出し、ここで1年間、接客をしっかり学ぼうと思いました。

Ｑ　就職活動では、どんな授業が役立ちましたか？

Ａ　面接練習の授業です。クラスメイト全員が見ている前で、山崎先生と面接をするのですが、毎回すごく圧迫感がありました。人前で話すのは得意ではなくて、最初の頃は面接中、下を向いて答えを考えたりしていたのですが、本番を受ける頃には面接を楽しめるようになりましたね。

立居振舞いも変わってきて、アルバイト先のホテルでも「前の坪井ちゃんとは違う！」と言われています。(笑)　。

Ｑ　英語力の面で成長はありましたか？

Ａ　入学時から半年でTOEICスコアは100点アップしました。「TOEIC対策」の中島先生の教え方は本当に無駄がなくて、TOEICに出る所だけピンポイントで教えてくださるので、効率良く勉強できているんだと思います。

Ｑ　エアラインを目指す短大生・大学生・専門卒生に向けてのメッセージ☆

Ａ　担任の山崎先生がおっしゃった言葉で印象に残っているものがあって、「チャンスはヌルヌルしていてつかめるのは前髪３本だけ。待ってくれないんだから、その３本をつかめるようにしなさい」という言葉です。もしも今迷いがあるなら、肝心な時にその３本がつかめるように、JCFLで頑張ることをおススメします。

山崎先生は厳しくてとても圧迫感がありますが、親身になって鍛えてくれる先生です。面接の特訓をしてくださったり、こちらの気合が足りないのを見抜いて喝を入れてくださったり、就活がうまくいかなくても落ち込む隙を与えずに引っ張ってくださいました。他の学科の先生方も親身になってサポートしてくださるので、本気で目指したいなら「エアライン専科」はおススメです。