日本外国語専門学校 アジア・ヨーロッパ言語科トピックス
バックナンバー
アジア・ヨーロッパ言語科トップへ
JCFLトップへ
2014.7.8 

韓国人留学生と「日韓交流会」を行いました!

-韓国語を使って韓国人留学生と交流しました-


韓国外国語大学











 










6月6日(金)、JCFL「アジア・ヨーロッパ言語科 韓国語+英語専攻」1年の学生たちが、JCFL「日本語科」で日本語を学ぶ韓国人留学生たちと「日韓交流会」を行いました!

日ごろから教科書はもちろん、「K-POP」「韓国映画」「韓国文学」などさまざまな教材を使って韓国人の先生から韓国語を学んでいる学生たちですが、実際に同世代の韓国人学生と話すのは初めてという学生がほとんど。韓国人留学生たちも日本語の勉強を始めたばかりということで、お互い少し緊張しつつ交流会がスタートしましたが、あっという間に打ち解け、和気あいあいと自己紹介や質問をし合い、交流を深めました。留学生とこのような交流の機会があるのも、JCFL「アジア・ヨーロッパ言語科」の魅力の1つ。学生たちは、今回の交流会を通していろいろな気づきや課題を見つけ、今後の学生生活に取り組んでいきます。
交流会に参加した学生たちの感想を一部ご紹介します!

韓国外国語大学

































<参加学生の感想>

 奈良・飛鳥未来高校出身
交流会は、韓国人学生のみなさんの自己紹介でスタート。その後私たち日本人学生も自己紹介をした後は、いよいよ質問タイム。「なぜ日本語を勉強しようと思ったのか」「尊敬している方は誰ですか?」「日本人と韓国人の違いは何だと思いますか?」などいろいろな質問が出ました。「尊敬している人」という質問に対して、「5万ウォン紙幣」に描かれている人物を挙げていたのが印象的でした。私は日本紙幣に描かれている「福沢諭吉」や「樋口一葉」のことを尊敬していると言えるほど知識がないし、同世代の人から歴史上の人物を尊敬しているという話もあまり聞いたことがなかったので、カルチャーショックを受けました。今回の交流会のおかげで改めて韓国語に対する学習意欲が湧き、さらに韓国人の友人もでき、とても良い経験となりました。これからも交流を深め、お互い語学力が伸ばし合いながら切磋琢磨していきたいと思います。

 東京・共立女子高校/法政大学出身
留学生の方たちと会う前は、「まだ韓国語しか話せない留学生の方たちとちゃんと交流できるかな?」と緊張しましたが、そんな心配は無用で、私たちの韓国語を理解し真剣に答えてくれて楽しく交流できました。「韓国語でコミュニケーションできた!」という自信を持つことができ、同時に「もっと勉強すれば、深い話もできる」という目標も見つけることができました。例えば、「日本ではどこに行ったらいいか?」という質問に対し、私たちはいろいろな地名を挙げましたが、「具体的に何があるか?」などの質問には十分に説明ができなかったように思います。簡単な紹介はできても、留学生の方にきちんとした説明をするためには、単語力はもちろんのこと、日本についてもっと知識をつけることが今後の課題だと思いました。8月には、JCFLの「韓国短期留学プログラム」に参加する予定なので、今回の交流会のように韓国の方との交流を通してたくさんの気づきを得られるのが楽しみです。

 神奈川県立金沢総合高校出身
交流会後にオッパ、オンニ達と「カカオトーク」のIDを交換し、一緒に撮った写真や交流会の感想などを送り合いました。お互い分からない言葉があれば質問し教え合ったりして、成長できる良い関係になれそうです。会話は今のところ全部韓国語ですが、たまに難しい単語は和訳してひらがなにして送ってくれるので、楽しく会話できています。韓国の若者言葉など、テキストには出てこない言葉を教えてもらえるのですごく新鮮!今まで韓国人と会話する機会がなかったので、自分の韓国語がどこまで通じるのかを知る良い機会になりました。また、文法が分からなくて言葉が詰まってしまった時にクラスメイトが助けてくれたり、逆に助けたりでき、お互いを高め合える良いクラスだと実感することもできました。またこのような交流会がしたいです!



 千葉・わせがく高校出身
今回の日韓交流会は、まだ入学したばかりの私たちにとっては、韓国語の勉強に対するやる気をアップさせる良い機会となりました。韓国人ネイティブの韓国語を理解できて嬉しかったです!でも授業で習った文法や単語が、実際の会話となるとすぐに出てこない時があり、悔しかったです。自分の実力が分かり、良かったと思います。交流会はとても楽しい時間でしたが、これからもっと一生懸命勉強して実力をつけ、自信を持てるようになりたいです。





 群馬県立伊勢崎高校出身
留学生の方たちとさまざまなジャンルについて話をしましたが、中でも私が気になったのは、「日韓の文化の違い」でした。私はまず、「日本に来て驚いたこと」について質問しましたが、「特にない」という答えでした。そして次に、「日本と韓国の違い」について質問しましたが、この質問にも「特にない」と答えが返ってきました。日本と韓国では確かに文化の違いがあるはずですが、自分自身が気づかない間に自然とお互いの文化を受け入れているのかなと思いました。今日の交流会では、インターネット上の情報や自分の思い込みではなく、同世代の韓国人学生の生の声が聞けてとても勉強になりました。




 東京・鶴川高校出身
私は今回の韓国留学生との交流を通じて、まだまだ韓国語の力が足りないということを実感しました。授業中に先生が話す韓国語はすべて聞き取れているので、余計に悔しい気持ちが大きかったです。韓国の文化に関してもっと質問したかったのですが、単語力と韓国の文化に対する知識がまだ不十分で、表現しきれなかったのが残念です。でも交流した後に、韓国人留学生の方たちとSNSでメッセージのやりとりをした際に、「とても楽しかった!」と言ってもらえたので嬉しかったです。私自身も楽しい時間を過ごすことができました。今回の反省点を踏まえて、今後の授業へ取り組んでいこうと思いました。


<今回参加してくれた韓国人留学生のみなさん>

 
「楽しかったです。ぜひ、また交流会をしたいです」

 
「最初は少し緊張しましたが、すぐに楽しく話をすることができました。」

 
「日本人の学生が、韓国語を勉強していることに驚きました。そして、皆、とても上手なことに2度びっくりしました」



アジア・ヨーロッパ言語科ページトップへ
JCFLホームへ