更新日08.12.3
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■韓国の音楽番組制作会社で翻訳作家として活躍!

中国語を活かして、帝国ホテルのホテリエに内定
MABUS COMPANY(韓国)勤務
07年3月アジア・ヨーロッパ言語科卒業
千葉県立木更津東高校出身

アジア・ヨーロッパ言語科 英語+韓国語専攻を卒業し、現在韓国の音楽番組制作会社で翻訳作家として活躍している卒業生が来校しました。韓国語の翻訳家になるという夢を叶えた木曽さんに、JCFL時代のことや今の仕事についてインタビューしました!

韓国で翻訳作家として活躍する卒業生

Q 現在の仕事に就くまでの経緯を教えてください

 JCFL卒業後は韓国に行こうと決めていたのですが、語学学校で学ぶのではなく、アルバイトなどで韓国人と多く接して会話力を伸ばしたいと思い、ワーキングホリデーで留学しました。最初の3ヶ月だけ語学学校に行き、あとは下着屋さんや日本料理店でアルバイトをしました。アルバイト経験を通して会話力がさらに伸び、95%は理解できるようになりました。今の仕事はたまたま見つかったんです。韓国のケーブルテレビに「Mnet」という音楽専門チャンネルがあるのですが、日本版ができる際に日本人の友達が就職試験を受けに行くことになって、その子は韓国語があまり得意ではなかったので私が通訳としてついて行ったんです。そうしたらスタッフの方に「実は翻訳者が足りないのですが、テストを受けてみませんか?」と言われて受験し、合格しました。

Q どんな仕事をしているのですか?

 翻訳作家として働いています。K-popなどの番組に字幕をつけたり、韓国人スタッフが入れた字幕のチェックやタイミングの調整などプロデューサーとしての仕事もしています。韓国語自体はもう慣れているので特に問題ないのですが、字幕は文字数が限られていたり、読点をつけてはいけないなど制限があり、その中でどう正確に伝えるかというところが難しいですね。 でも、日本でも見ていて、韓国を好きになるきっかけにもなったチャンネルなので、自分が関われていることが嬉しく、とても楽しく仕事をしています!

Q JCFLのアジア・ヨーロッパ言語科に入学したきっかけは?

 高校2年生の時に母と韓国旅行に行って、たまたま「東方神起」という韓国人グループのCDを買ったんです。それからそのグループにはまってしまい、韓国語を独学で始めました。読み書きはできるようになったのですが、会話を学ぶ機会がなくて、進路を考えた時に韓国語を学べる学校に行こうと思いました。JCFLともう1つ学校見学に行ったのですが、JCFLは先生方がフレンドリーで印象がよく、留学制度も充実していたので入学を決めました。

Q JCFLでの勉強はどうでしたか?また今の仕事に役立っていることは?

 独学である程度分かるようにはなっていましたが、JCFLで基礎からきちんと学べてよかったです。文法も、どうしてそうなるのかという理屈が分かっていなかったので。クラスはみんな韓国好きという共通点を持っているので楽しかったです。放課後にはみんなで韓国料理店にご飯を食べに行ったりもしました。先生も韓国人なので会話を正しくしっかり学べました。また韓国短期留学では、1ヶ月間で会話力、特に聞き取る力を伸ばすことができ、自分のレベルがどれくらいなのかも分かりましたね。 今の仕事で役に立っているのは、韓国語はもちろんですが、その他にはビジネスマナーです。日本の事務所に電話をかけたりすることもよくあるので、ちゃんと習っておいてよかったです。

Q 今後の目標を教えて下さい

 韓国一の翻訳作家になりたいです!韓国人の翻訳者には負けたくないと思っています。また、私は翻訳と通訳の仕事をすることが目標だったので、いつか通訳もできたらいいなと思っています。音楽関係のイベント通訳などをやってみたいですね。

Q アジア・ヨーロッパ言語科に興味のある人へ

 ただ単に勉強するだけではなく、歌や俳優など自分の好きなものを見つければ“熱く”学べると思います!趣味と思って勉強できるくらいになれればいいのではないでしょうか。また、ずっと韓国語の翻訳者や通訳になることを目標にしてきましたが、“本当に夢は叶う!”と今実感しています。一緒に韓国にはまった 母も、とっても喜んでくれています。
JCFLなら 初心者でもしっかり基礎力を身につけられるので、ぜひ頑張ってください!


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