日本外国語専門学校 アジア・ヨーロッパ言語科トピックス
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卒業生が韓国・ソウル映像委員会でインターンシップ!

 
-語学力と韓国の大学で学んだ演劇の専門知識を活かして、俳優を目指したい-

韓国留学で演劇を学ぶ先輩
韓国留学で演劇を学ぶ先輩

漢陽大学 芸術学部 演劇映画学科 2010年卒業
アジア・ヨーロッパ言語科 英語+韓国語専攻卒業
千葉県立船橋古和釜高校出身

 アジア・ヨーロッパ言語科を卒業後、韓国の漢陽大学で演劇を学ぶ尾関君のソウル市庁管轄機関でのインターンシップの様子は前回お伝えしましたが、その後、「ソウル映像委員会」でのインターンシップや、韓国のインディーズ歌手のコンサートで司会を行ったというBIG NEWSが続々と入ってきています!

俳優という夢へ向かって着実に歩む尾関くんにインタビュー!


Q.「ソウル映像委員会」でインターンシップ!どうやってチャンスをつかんだの?


 ソウル市庁でのインターンシップがその足がかりとなりました。その修了式で、インターンシップ生代表として答辞を読み上げるという大役を任されたんです!インターンシップ生の大半は韓国人学生という中で代表に選ばれたということもあり、ソウル市庁の本部長の方が覚えていてくださって、特別に、7月からの1ヶ月間、再度インターンシップに参加する機会が与えられました。しかも、俳優を目指して勉強をしているということに配慮いただき、「ソウル映像委員会(http://www.seoulfc.or.kr/)」へ配属してくださったのです。

Q.「ソウル映像委員会」でのインターンシップについて教えて

 オフィスは「映像捜索空間」内にあり、ホームページサイトの日本語の修正や、日本の映像委員会の調査を任されました。ここでは、劇場公開している映画監督やプロデューサーが次の作品の制作の作業を行います。シナリオを書いたり制作準備を行っているプロの人たちと身近に接する事ができ、仕事をしているというよりも勉強をさせてもらっている感覚でした!

韓国の映像関連インターンシップ、インディーズ歌手のコンサートで司会を務めた卒業生Q.今夏、漢陽大学を卒業。今はどんな活動をしているの?

 卒業後、ビザを半年間延長して就職活動をしています。ソウル映像委員会でのインターンシップ経験を買われて、ソウルにあるLIGアートホール(http://www.ligarthall.com/)」という劇場で、インディーズ歌手のコンサートの司会をさせていただきました。さらにそのつながりから、日韓共同制作のミュージカルの「韓国側の通訳者」に採用されたんです。韓国人作曲家が、劇団との打ち合わせで来日した際、専属通訳兼ガイドとして同行しました。大学で演技を勉強していたので、仕事もスムーズに進められましたね。


Q.韓国留学を振り返って…

 今思うと、JCFLでネイティブの先生方が厳しく指導してくださったからこそ、今の自分があると思います。 一緒に学んだ仲間も、個性豊かな先生の存在も大きかったですね。これまで、金銭面でも精神面でもサポートしてくれた両親に対して、改めて感謝しています。早く就職して安心させたいですね。韓国の旅行会社に就職が決まったJCFLの同期もいるので、自分も目標に向かってこれからもがんばっていきたいです。



 語学を勉強している時には、自信が持てなくて積極的になれないこともありますが、学んだ言語は使ってこそ意味があります。周りの人と積極的にコミュニケーションを取り、挑戦していくことでチャンスが生まれる、という尾関くんの事例は、後輩たちやこれから入学する皆さんの励みになるでしょう。


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