日本外国語専門学校 アジア・ヨーロッパ言語科トピックス
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2011.6.22 

チーズの輸入・販売専門店「チーズ王国」に内定しました

-大学でぼんやり見ていた夢。JCFLはかなえるプロセスや技術を教えてくれた -

チーズの輸入販売企業に内定。
チーズの輸入販売店

チーズ王国(チーズの輸入・販売店) 内定
アジア・ヨーロッパ言語科 英語+イタリア語専攻 2年
福岡大学中退(福岡県立東福岡高校出身)

 チーズの輸入販売専門店「チーズ王国」に、アジア・ヨーロッパ言語科 「英語+イタリア語専攻」の穂坂くんが内定しました。「チーズ王国」は銀座松屋など都内デパート、北海道から九州まで店舗を持ち、フランス・パリ店も展開中です。

JCFLと大学の就職サポートの違いなどを中心に、就活について語ってくれました!


Q 穂坂くんは地元の大学をやめて、イタリア語を学びに東京へ来ていますね。なぜJCFLを選んだの?

 大学では本当にやりたい事を勉強するために入ったわけではなかったので、就活の時に行き詰ってしまって。本当にやりたい事を考えているうちに、昔テレビで見たヴェネチアングラスの美しさを思い出したんです。絵を描くのが好きで、何かを作る仕事をしたいと思っていたので、これだ!と思いました。

駅前留学ではなく、しっかりイタリアの言葉も文化も勉強できる学校となると、なかなか地元にはなくて。インターネットでイタリア人のマルコ先生の授業を見て「この先生、絶対楽しい!」と確信して学校見学へ。就職に強い学校ということも分かり、進学を決めました。


Q 入学前、イタリア語はどの程度できたの?

 実は初心者。最初の頃は頭が痛くなっていましたが、負けず嫌いな性格なので授業で出てきた単語は全部覚えるように心がけました。また、マルコ先生は予想通り楽しい先生で、最初は声に出すのを恥ずかしがっていた自分もマルコ先生のテンションに引っ張られて発言するようになっていました。先生は授業で必ず一人ひとりに週末の予定などを聞くので、自然と使える言葉が増えましたね。「検定合格」ということよりも、「マルコ先生ともっといろいろな話をしてみたい」という思いで頑張れた気がします。


イタリア人のネイティブの先生Q 就職活動をどのように進めて、今の内定先を選んだの?

 担任の豊島先生との面談で「本当にヴェネチアングラスを作りたいのか?それとも扱いたいのか?」と聞かれ、ちょうどその頃「ヴェネチアの風土で暮らした人間が作るからヴェネチアングラスなんだ」という職人さんの言葉も残っていたので悩みました。かといって輸入だけでは満足できない。その時に、趣味の料理とイタリアのチーズ、ヴェネチアングラスを組み合わせた店を開くことを思いついたんです。

まずはチーズの知識を深めるために、チーズの輸出入に関わる企業で働こう、と。「久田」は、チーズへのこだわりと自信が際立っていて、また社員の教育や独立支援制度が整っているところが魅力でした。


Q 大学時代の就活とは何が違っていましたか?内定獲得の勝因は?

 大学時代は、就活の進め方も分かりませんでしたし、ビジネスマナーも教えてもらったことが無かったので、今思うと採用試験ではオドオドしていました。けれど、JCFLでは「ビジネスマナー」の授業や「就職対策特別講座」などで、基礎から一つひとつ教えてもらっていたので、堂々としていられましたね。自己分析やアピールについても、豊島先生のアドバイスをいただきながら練っていたので、その作業を通して志望動機が明確になっていったと思います。大学でぼんやり見ていた夢でしたが、かなえるための技術やプロセスをJCFLに教えてもらったという感じです。


Q 今後の目標やキャリアビジョンを教えて

 5年間の研修期間中にチーズと販売の知識を蓄え、店長を目指したいと思います。フランスにチーズ専門店があるので、できればそちらで研修もしてみたいです。いずれ独立して、チーズ専門のバール(昼はカフェ、夜はお酒を出すイタリアのレストラン)を持つことが夢。その店でヴェネチアングラスをインテリアとして置いたり、販売もしていければと考えています。


Q アジア・ヨーロッパ言語科(英語+イタリア語専攻)に興味のある人へ

 イタリア語は、文法が難しいのですが、声に出してみると実はすんなりと頭に入ってくる不思議な言語です。発音がかわいくて、話すことを楽しめる言葉なので、勉強していて楽しいです。また、難しいと思った文法も、英語と違って「文法的例外」があまりないので、いったん覚えてしまえば方程式のように使えて、分かりやすいんです。教えてくださるマルコ先生は気さくで本当に楽しい先生ですし、その先生と話せる機会がたくさんある少人数制の授業なので、JCFLの「アジア・ヨーロッパ言語科」は、本当にイタリア語を勉強したい人におススメです!


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