シェラトンといえば世界有数の名門ホテルグループですが、その内の１つ、カナダのシェラトン・センター・トロント・ホテルに総合英語科 留学準備専攻の朝倉くんが内定しました！「留学科の先生方がいなかったら今の自分はない！」と断言する朝倉くんに、インタビューしました。




シェラトン・センター・トロント・ホテル（カナダ）内定
総合英語科　留学準備専攻 2年
オーストラリア　チズム・カトリック・カレッジ出身

Ｑ　高校留学をしていたそうですが、帰国後JCFLに入学したのはどうして？

Ａ　オーストラリアの高校卒業後は現地でビジネスコースを取り、楽しく海外生活を過ごしていたのですが、ある日母親と話していて、自分が日本のことを全く知らないことに気づいたんです。漢字の読み書きが分からなければ、日本の政治がどうなっているかも、歴史も知らない。これはマズイ。いったん日本に帰ろうと思いました。

そこでインターネットで学校を調べ始め、英語力をキープしつつ、日本のマナーや就職ノウハウについて学べそうだと思ったのがJCFLでした。担任制で、「ちゃんと自分を見て指導してくれそうだな」と思い、入学を決めました。

Ｑ　英語力はキープできましたか？

Ａ　実はこの学校に入ってTOEICも500点近く上がりました。今思うと恥ずかしいのですが、それでかなり天狗になっていたんです。でも２年目、留学科の山口先生、山下先生にお会いした時に「ちょっとくらい英語ができるからって、それがどうしたの？」と自分の思い上がりをズバズバ指摘されたんです。最初は落ち込みましたし悔しかったのですが、よく考えてみると納得できることばかりで。ゼロからのスタートという気持ちで、勉強にも学校生活にも向き合えるようになりました。
毎日、先生方からは「〜してきなさい」と嵐のようにアドバイスをいただいていたので、弱点だったリーディングの力がかなり伸びました。

Ｑ　海外（カナダ）で就職しようと決めたのはどうして？

Ａ　海外で暮らしたりお仕事をしたりという先生方ばかりなので、時間があれば職員室へ行きお話を聞いたりしていたんです。特に山口先生は、カナダの写真を見せながらいつも嬉しそうにお話をしてくださったので、「自分もカナダへ行ってみたい」という思いがどんどん膨らみました。

自分は日本の社会より海外のオープンな雰囲気の方が合っていると感じていましたし、JCFLでホテルの勉強もしたことがあったので「カナダのホテルで働く」という目標が定まり、夏休み明けから就職活動を始めました。

Ｑ　シェラトンホテルといえば世界の一流ホテル。就活はどうやって進めたの？

Ａ　バンクーバー、モントリオール、ケベック、トロントに狙いをしぼり、その都市にあるホテル、語学学校に片っ端からビジネスレターを書きました。90通近くは出したと思います。ほとんどは書類段階でボツ。断りの手紙やメールがじゃんじゃん来て落ち込むこともありましたが、数社は次に進むことができ、主にメールで選考が進みました。そのうち、とんとん拍子に進んだのがシェラトンホテルでした。

Ｑ　内定の鍵は何だったと思いますか？どんなサポートが役立ちましたか？

Ａ　厳しく温かく指導してくださった先生方がいなかったら今の自分はなかったと思います。一人ひとりの能力や性格を知った上で、足りないものを的確に教えてくださるんですよ。それから先生方の諦めない気持ちです。自分は人とぶつかることも多かったので、先生には色々なことを相談していたのですが、前向きに頑張り続けることができるように、いつも助言をくれました。

Ｑ　海外で働きたい人へのメッセージ

Ａ　ダメでも諦めないこと。目の前にあることを一生懸命やっていけば、少し心に余裕ができた時、やってみたい仕事や自分に向いている仕事が見えてくるんじゃないかと思います。