更新日09.1.15
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■海外客専門のJTBグループ会社に2名内定しました!


JTBグローバルマーケティング&トラベル内定
英語通訳科 2年
埼玉県立所沢高校出身

海外客専門のJTBグループ会社、JTBグローバルマーケティング&トラベルに今年は2名のJCFL生が内定しました!英語力をつけただけでなく、通訳科で日本の文化について学んでいたことが強みになったという佐々木さんに、内定までの道のりを聞いてみました。

今年度の内定者速報(観光、ホテル、エアライン、IT、アパレル業界、海外就職、他)


JTBグローバルマーケティング&トラベル内定者

Q 英語通訳科に入学するまでの流れを教えて下さい

 高校3年の時に短期のカナダ研修に行ったのですが、英語力の無さ、日本を知らなさ過ぎる自分にショックを受けて帰ってきました。この時に卒業後は語学系の専門学校でやろうと決め、いくつか見学に行きました。‘楽しそうだけど、楽しいだけで終わりそうだな’と感じた学校もありましたが、JCFLは良い意味で真面目というか、しっかりした雰囲気がありました。たまたま秋山先生の体験レッスンを受けたのですが、「異文化コミュニケーションとは、単に英語ができればいいのではなく、日本という国を理解してこそできるものだ」というお話を聞き、ビビっと来ました。「先生についていきます!」という感じでしたね。笑)

Q 通訳科で勉強するようになってから、英語力は変化しましたか?

 型にはまった英語をしゃべろうとしなくなりました。それまでは頭の中で文章を作ってから口に出していたのですが、ネイティブの先生の英会話の授業が毎日あってやり取りをする内に、とにかく思ったことをそのまま口に出すようになりましたね。先生がフレンドリーな雰囲気だったので、授業の後に質問に行ったり廊下で話しかけたりしやすいのが良かったです。ネイティブの授業や秋山先生の授業では、色々な英単語や言い回しが出てくるので、自然と自分の表現の仕方も変わってきました。

Q 内定先のJTBグローバルマーケティング&トラベルという会社について簡単に教えて下さい

 海外客を日本に呼び込むために作られたJTBグループの旅行会社で、海外のお客様のみを対象とした旅行を企画・運営しています。個人のお客様だけでなく、法人向けの旅行や国際会議の手配なども行っています。

Q 内定先(観光業界)で働きたいと思ったのは何故ですか?

 帰国子女の秋山先生が、世界の地理や文化、習慣を色々な角度から教えて下さる『異文化コミュニケーション』という授業があったんです。食文化や建造物など色々なことに興味が出てきて、観光業に興味を持つきっかけになりました。観光英検の勉強や世界遺産検定の勉強を通しても、‘観光って面白いな’という気持ちが強くなりましたね。海外の人って愛国心が強くて自分の国のことを良く知っているけれど、私たち日本人はあまり知らないと思うんです。通訳科の授業を通して日本文化に触れ、もっと勉強して海外の人にも伝えられるようになりたいと思いました。海外と日本をつなぐような仕事をしたいと思い、企業研究をしている時に内定先を見つけました。FIFAなどの国際的な大会の外国人選手のケアなども行っていて、食事や習慣における文化の違いを説明したりする仕事もあると聞き、‘通訳科の授業そのものだ!’と思いました。

Q 英語通訳科で学んだことや身についたことで、就職活動に役立ったことを教えて下さい

まず通訳科在籍ということだけで、面接試験の時には「何やるの?」と興味を持って頂けたので、これは強みだったと思います。実際の就職試験に関しては、就職対策特別講座で行われた集団面接の練習が役立ちました。他学科の先生が面接官となり、目指す業界もバラバラな他学科の学生たちと一緒に行うので緊張感もありますし、学生の目線、面接官の目線でお互いの良い所悪い所を指摘できたのでとても参考になりました。それから、私は就職ノートを活用しました。就職活動が始まる前に各自作るように勧められたノートなのですが、企業研究や見学の感想を小まめにつけていたので、履歴書を書く時に役立ちました。書き上げた履歴書や自己PRは、秋山先生にチェックして頂けたので心強かったですね。

他の内定者は留学経験者ばかりだったのですが、私は留学経験もありませんしTOEICも700点台なので、採用基準は単に海外に住んでいる年数や英語力だけではないんだなと感じました。通訳科で日本文化や異文化コミュニケーションについて学んでいたことが良かったのだと思います。

Q どんな旅行スタッフになりたいです?今後の目標を教えて下さい

 今日本は海外から注目を集めていて日本の文化を知っている方も増えていますが、まだ知られていないことが沢山あると思います。例えば、歌舞伎は知っていても、歌舞伎のメーキャップにどんな意味があるの?とか着物の柄が何を表しているの?とか。そんな日本文化の深いところだとか、職人の気持ちや考え方を伝えられるようになりたいです。今、卒論で小江戸とよばれる川越の町とそこの文化を継承する人々の調査をしているのですが、まずは身近な所から究めていきたいと思います。

Q 英語通訳科に興味のある人へ

 通訳科というと一見英語だけを勉強する学科に見えたり、レベルが高くて難しいというイメージがあるかもしれませんが、英語を使って日本や海外の文化を学ぼうという学科なので、苦労はしても日本の文化に触れることができます。普段当たり前に感じていること、習慣でやっている事でも英語で説明するとなると意外に難しいのですが、通訳科では授業で学べるので、海外の人と接する時には役立つことが沢山あります。通訳科の仲間は個性が強く、自信にあふれている仲間が多くて、勉強にも就職にも一所懸命です。年齢の幅もあるので色々な影響を受けられますし、お互いに切磋琢磨できる学科だと思います。


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