Q 英語通訳科に入学するまでの流れを教えて下さい
A 留学をしてみたかったのですが、経済的に難しい状況だったので、せめて英語が勉強できる所にしようと思ってJCFL通訳科の見学に来ました。「英語はできないのですが通訳科に入っても大丈夫ですか?」と秋山先生にお聞きしたところ、「みんなに通訳家になってほしい訳じゃなくて、英語を通して色々な事を学んでほしいんです」とおっしゃって、今までの学生の例などを具体的に教えて下さったんです。「大丈夫だから!」と笑った笑顔がすごく温かくて、ヤラレちゃいました。笑)秋山先生が入学の決め手です。
Q 通訳科での2年間を振り返って、メリットはどんな所でしたか?
A 授業を通して先生の人生観や、通訳の仕事の体験談をお聞きできたのが一番勉強になりました。特に通訳科の先生方は経験豊富な先生方なので、これからの人生で役立つ話ばかりです。英語に関しては、単語を頑張ったので、英文を読んで理解するのにかかる時間が少なくなりました。入学時は最初の行で止まってしまって全然先に進めないレベルでしたよ。また、自分は英語ができないからネイティブと話せないと思っていたのですが、ネイティブの先生の授業を通して、‘この表現を変えれば伝わるんじゃないかな’と伝えようとする姿勢ができてきたと思います。
Q マリークワントに内定するまでの就職活動の流れについて教えて下さい
A 人と関わる仕事がしたい、というのが基本にありました。通訳科はホテル業界や旅行業界へ行く先輩が多かったので、私も最初はその方面で就職活動をしていたのですがうまくいかなかったんです。どうしようかと落ち込んでいる時にたまたまマリークワントの求人が目に留まりました。もともと化粧品は好きだし、同じ接客でもメイクなら自分のセンスを活かして表現もできるんじゃかないかな、と考えれば考えるほどやりたい気持ちがどんどん高まってきました。ショップにも足を運んでみて、店員さんがフレンドリーながらマナーや専門知識はしっかりとしている所に好感が持てました。
Q 英語通訳科で学んだことや身についたことで、就職活動に役立ったことを教えて下さい
入学するまでは特に意識していなかったのですが、JCFLは学校全体の雰囲気としてマナーに厳しいので、いつの間にか自然と自分も良いマナーを見分けたり真似できるようになってきたと思います。それから、人に何かを説明したり綺麗な言葉で伝えることがとても苦手だったのですが、コミュニケーションの授業を通して、論理的に話すコツを学べました。日本語で考えたことを英語で表現するために、言い換えをしたり要約をするのは良い訓練になりましたし、英語は重要なことを先にしゃべらなくてはいけない言葉なので、話す順序とかポイントを考える癖ができたような気がします。
Q どんなショップスタッフになりたいです?今後の目標を教えて下さい
A 何でも一所懸命取り組んでいこうと思います。私はスタートが遅いので最初は先輩や同僚にも迷惑をかけてしまうことがあるかと思いますが、結果は後から必ずついて来ると思うので、だんだん認めてもらえるように頑張っていきたいです。いずれは学校に通ったりしながら専門知識をつけ、経験を積んで、色々な人が指名してくれるようなヘアメイクさんになれたらいいですね。
Q 英語通訳科に興味のある人へ
A 英語通訳科はすごく個性が強い人が多いですね。普通ならちょっと浮いちゃうようなタイプの人でも、その個性のまま受け止めてくれる雰囲気があります。私のように高校卒業後すぐに入ってきた人もいれば、10歳くらい年上の人もいて、色々な考え方があるので楽しいです。授業は英語中心ですが、その勉強を通して日本語や日本文化の大切さにも気付くことができると思います。最終的には自分のやる気が必要ですが、やる気があってしっかり英語を勉強したい人は通訳科が向いています。分からないことは先生に聞けば全部教えてもらえるので、不安になることはありません!