更新日09.3.30
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■MTV JAPANに就職しました!

MTV JAPANに就職した学生
MTV JAPAN 内定
英語通訳科 09年卒業
青山学院女子短期大学出身

音楽エンターテイメント系番組の中では圧倒的な人気を誇るMTV JAPANに、英語通訳科の鈴木さんが内定しました!1年あまりのインターンシップを経て、現在はアシスタントディレクターとして番組制作に携わる鈴木さんにインタビューしました。
今年度の内定者速報(観光、ホテル、エアライン、IT、アパレル業界、海外就職、他)


MTV JAPANに就職、日本外国語専門学校英語通訳科の学生

Q MTV JAPANに採用されるまでの流れを教えて下さい

 07年の11月からMTVの制作部でインターンシップを始めました。(★インターンシップ開始直後の鈴木さんのインタビューはこちら>>>)。最初はコピー取りとか書類の整理といった仕事ばかりでしたが、私は音楽が好きで入ったので、海外アーティストの書類に触れるというだけで嬉しくて。自分からどんどん仕事をやらせて欲しいとお願いしていましたね。英語を使えるというだけで色々な仕事をやらせて頂けるようになって、本当に楽しかったです。社員としてずっと働きたいということはいつも色々な人にアピールしていていたのですが、この前の2月頃に社員に切り替えてもらえました。

Q 今はどのような仕事をしているのですか?

 今担当しているのは『Colors』という番組です。ゲストを呼び、そのミュージーシャンが影響を受けたアーティストや曲にまつわるトークをしてもらうという内容です。この前は日本人アーティストが海外アーティストにインタビューをするという企画があり、その時はインタビューの英訳を考えたり、発音レッスンの先生役として声だけですが番組に出たりしました。1年の時に発音の授業で習った英語を思い出しながら指導したんですよ。

その場でミュージシャン同士の間に入って通訳をしたり、場を盛り上げたりという仕事の他に、後で映像に字幕をつける仕事もあります。まず『荒訳』といってバッと聞いたまま訳し、それから『スポッティング』といって決められた秒数内に決められた文字数の訳を当てはめていきます。

あとは少しずつ、カメラの仕事もさせてもらっています。『The Music』というロックグループのライブを取材した時には、自分もカメラを回しましたし、4台回しているカメラのスイッチング(切替え&編集)をさせてもらいました。‘この絵は観客をうつそう’とか‘この曲はここがカッコイイからボーカルのアップにしよう’とか、どうやったら会場の盛り上がりを伝えられるか考えながら編集しました。相当直されましたが、「いいね」と褒めてもらえて嬉しかったです!

Q これまでの仕事で特に印象に残っているものを教えて下さい

 MTVの一番大きなイベントが、毎年5月に行われる『VMAJ』という様々な海外アーティストを招いて行う授賞式なのですが、昨年はアーティストのために『プロンプ』というカンペのようなものをスクリーンに映し出す役をやらせてもらいました。アーティストのスピーチは大体決まっているのですが、U2のボノだけは台本は準備しないということでスクリプトがなかったので、私がその場で訳して、その訳をPCに打ち込んでスクリーンに映し出しました。時間にすれば1分弱だったと思いますが、ものすごく緊張しました。通訳科でやっていた同時通訳の勉強が生きたな、と思いましたね。

Q 仕事をする上で、通訳科で学んだことはどのように役立っていますか?

 今までお話したように、英語ができるお陰で色々な仕事を経験させてもらっています。人との接点にもなっていると思います。英語をしゃべれるというだけで、色々なことを聞かれるんですよ。例えば、日本人のアーティストに「これはどういう意味で使われているの?」とラップのスラングの意味を聞かれたり。

また、海外のアーティストをフィーチャーすることが多い局なので、通訳科で色々な国の文化を学んでいたことがすごく役に立っています。例えば、相手の英語をただ訳すだけでは意味の分からないことも、その国の背景とか常識的なことを知っていると意味が通じたりするんです。通訳科では本当に様々な知識を教えてもらったのですが、それが意外な所で役立つんですよ。例えば、ある番組で国旗が上下逆さまに飾られていることに気付いて収録直前に直したことがありますが、これも授業で外国の国旗の勉強をしていなかったら絶対に分からないことでしたね。

Q 今後の夢や目標を教えて下さい

 海外アーティストを1時間丸々フィーチャーして、ひと番組全部自分で編集してみたいですね。ライブの取材も、英語でのインタビューも、字幕も編集も全部自分で。英語ができるからこそ、できる仕事、関係作りというのがあると思うので、そこをもっと強みにできるように勉強を続けていきたいと思います。職場では、「この子になら任せられる」と思ってもらえるように心がけています。この先もずっと、英語を使って大好きな音楽を色々な人に紹介していきたいです。

Q 短大と比べて、JCFLの良さとは何ですか?

 私は英語を使いこなしたくて短大の英文学部に入ったのですが、グラマーの授業がほとんどだったり、週に1,2回英会話の授業があっても、皆がみんな英語を勉強したくて入学した人ばかりではないので、何となく英語でしゃべりにくい雰囲気があったりして、思っていたように英語が伸びませんでした。その点、JCFLは学生のモチベーションが全然違いましたね。みんな英語をやりたくて入ってきているので、お互いにすごく刺激になりました。個性はバラバラでも、「英語が使えるようになりたい」という気持ちは一緒なんです。担任の秋山先生も、その気持ちを理解して、頑張る気持ちがある人にはとても熱心にサポートして下さいます。また、ネイティブの英会話が毎日あったので、先生の話していることから自然に色々な表現を学べたと思います。

Q 短大生、大学生、社会人の方へ

 英語を使いこなしたいと思っている人は、この学校に入って間違いないと思います。この先の進路に迷っている人も、この学校で選択肢が広がると思う、。私も短大を出て専門学校に入ることに、‘意味があるのかな’‘本当に英語がしゃべれるようになるのかな’と不安を持っていました。将来の夢も漠然としか決まっていなかったし。でも入ってみたら、みんなのモチベーションが高くて、‘これはがんばれば英語を使えるようになるな’と思えました。英語ができるようになってきた時にMTVのインターンシップがあり、正規のインターンシップとして認めてもらえたからこそ、ここまで続けられたんだと思います。今は不安な人も、この学校で色々な機会を与えてもらって、道が開けると思います。


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