日本外国語専門学校英語通訳翻訳科トピックス
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2012.3.29

ツアーコンダクターとして活躍する先輩!

 -英語通訳翻訳科で学んだ「日本人としての教養」が役立っています-

ツアーコンダクターとして働く通訳科卒業生
「英語通訳翻訳科」を卒業後、ツアーコンダクターとして活躍中の鴻野さんがJCFLに遊びに来てくれました。ツアーコンダクターの仕事のことや、仕事に役立っている英語通訳翻訳科での学びについて、インタビューしました!


英語を使う仕事

ヒト・コミュニケーションズ ツアーコンダクターとして活躍中
英語通訳翻訳科 11年卒業
大東文化大学第一高校出身



留学を通して、日本のことを何も知らない自分や英語力不足を痛感!
帰国後は、確実の英語力が上がり、日本文化を学べる「JCFL英語通訳翻訳科」へ。


 高校で1年間留学をしたのですが、現地の人から日本の文化や政治について聞かれた時にきちんと答えられなかったことが悔しくて心に残っていました。また、留学を経験して日常会話程度の英語力はつきましたが、単語力や文法力に自信がなくて、「しっかり地固めしたい」と思っていたんです。でも日本の大学では自分が求めているような力はつかないと確信がありました。そこで「効率良く英語や日本文化を勉強するには…」といろいろな機関を探した末に見つけたのが「JCFL英語翻訳通訳科」。カリキュラムがしっかりしていて、就職サポートも万全。それまで抱いていた専門学校のイメージが変わりましたね。


伝統文化や着付け、茶道など日本人としての教養を広く実践的に学習。
ツアーコンダクターという職業についた今、それらの知識が財産です。


 「TOEIC対策」や「英会話」などの語学の授業は、レベル別の指導を受けることができたので、自分の弱点を効率良く克服できたと思います。「通訳ガイド」の授業では、日本の地理、歴史、伝統文化、着物の着付けetc.、「日本人として知っていて当然だけれど知らなかったこと」を学べて本当に良かったです。現在、「ツアーコンダクター」をしていますが、お客様の突然の質問にも、授業で学んだことを思い出して答えることがたびたびあります。茶道や華道などは実習がありましたし、また英語でどう説明すればいいのかということも教えていただいたので、今後海外のお客様の通訳ガイドをする時にも分かりやすく伝えることができると思います。


文化を伝え、さまざまな角度から旅を支える「ツアーコンダクター」。
目指すきっかけとなったのは「通訳ガイド演習」の授業。


 ツアーコンダクター(添乗員)は、お客様がスケジュールどおり、安全に快適に旅を楽しめるよう、旅行に同行して時間や行程を調整する仕事。私は現在国内旅行の添乗を担当していますが、これからは海外旅行の添乗も担当することになりそうです。私がツアーコンダクターを目指すきっかけとなったのは、「通訳ガイド演習」の授業。日本の文化や伝統をどうやって文化や感性の異なる海外の人に伝えるかを学び、自分の説明によって相手の興味を引き出したり旅を楽しませたりできるのが面白いと思ったんです。


お客様が旅を楽しめるよう、常にアンテナを張っています!

 添乗をする際、心がけているのが「お客様が旅をもっと楽しむにはどうしたらいいか」ということ。たとえば、旅のテーマや目的地にちなんだミニ話を用意していきます。例えばマツタケ狩りツアーであれば、日本人がマツタケを食べるようになった歴史など。今後は海外添乗の仕事も入ってくると思うので、もっといろいろな知識を深めていきたいと思います。それから、事前にトイレの位置や道順、道の高低差などの情報の収集は欠かさないようにしています。お客様は年齢や体調などさまざまですので、どんな時にもスムーズにご案内ができるように、いろいろな事態を想定して準備をすることが大切です。



ツアーコンダクターに憧れる人へのメッセージ

 ツアーコンダクターの仕事の魅力は、いろいろな人に出会えること。私はまだ1年目ですが、これまでにお医者様や造園協会の方々、建築業界の方々、小学校の遠足…といろいろな年代・仕事の方々の添乗をしました。またいろいろな人と触れ合う中で、自分の良いところや悪いところを見つけてもらえたり、またそこから成長できる最高の仕事だと思います。ツアーコンダクターに必要な、「敬語」や「ビジネスマナー」、「文化や地理の知識」などはJCFLに入ってから身につけられるので、焦らなくても大丈夫!今は「時間に正確になること」や「メモを取る癖をつけること」など少しずつ実践していくと良いと思います。



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