日本外国語専門学校英語通訳翻訳科トピックス
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2013.5.16

「英語で日本文化紹介」を実践!

 -教室で学んだことを実践する課外活動-

JCFLの「英語通訳翻訳科」では、現役の通訳者やネイティブの先生から実践的な通訳スキルを学んだり、さまざまな実践を通して「通訳ガイド」として日本文化を海外の方に紹介するスキルを身につけたりすることができます。今回は、「通訳ガイド」を体験した課外活動の様子をご紹介します。

学生たちはグループごとに訪問地である「鹿島神宮」「香取神宮」「佐原(伊能忠敬記念館など)」「成田山新勝寺」についてリサーチ。先生にアドバイスをもらいながら、英語と日本語でのプレゼンテーションを準備し、実際に現場でクラスメイトを相手にガイドを実演!そして、最後には「ベストガイド賞」を決定!「伊能忠敬記念館」についてガイドしたグループが賞に輝きました!

日本文化を正しく紹介することは、英語を使って海外の人と仕事をする上でもとても大切。通訳のスキルを身につけると同時に、日本文化をきちんと理解することも国際人への第一歩です!

<こんな科目で通訳ガイドについて学べます!>

●英語日本文化紹介 ●通訳ガイド演習

 通訳ガイド

「ベストガイド賞」受賞グループの中山さんからのコメント


  千葉・東京学館浦安高校出身

私たちのグループは「伊能忠敬資料館」のガイドを担当。彼に関する歴史などをただ調べるだけでなく、伊能忠敬の人間味あふれる面を紹介することで、親近感と興味を持ってもらえるようにしました。「英語日本文化紹介」を教えてくださっているジョーンズ先生が、ガイド内容の添削から話し方まで細かく指導してくださったので、自信を持ってガイドできました!

原稿は何度も何度も書き直し、自分で録音して繰り返し練習しました。ガイド中に疑問形を使うことで、一方的な説明ではなく参加してもらえるように工夫したのですが、これはネイティブの先生方が普段、話しているのを聞いていて思いついたこと。今回、実習を体験することで「旅行をする人に興味を持ってもらうことの難しさ」を感じ、ガイドをする上では「いかに関心を持ってもらえるか」が大切なのだと思いました!

この実習は1年間、英語通訳翻訳科の授業で学んだ発音や人前で話すこと、伝えるということを実践できる良い機会だったと思います。今回の受賞で今まで学んできたことと、これからの勉強に自信が持てるようになりました!

 

日本文化のプロ!Jones先生にベストガイド賞を受賞したグループについて
聞いてみました!


All the groups on the outing to Chiba researched very well and prepared interesting presentations. The group who spoke about Ino Tadataka were especially strong: not only had they included a lot of good information but they had clearly practised speaking out loud, too. Very professional!

(すべてのグループの発表がよく研究され、とても興味深かったです。その中でも、ベストガイド賞を受賞したグループはたくさんの情報を伝えただけでなく、とてもわかりやすく大きな声で発表するように練習もしていました。とてもプロフェッショナルな発表でした!)

<Richard Jones先生プロフィール>
イギリス・オックスフォード大学でフランス文学を学ぶ。市川海老蔵の歌舞伎を見たことがきっかけで日本文化に興味を持ち来日。京都で能楽師の家にもホームステイしながら日本の伝統文化を研究。新国立劇場や文化会館で働いた経験もある日本文化紹介のプロ。


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