日本外国語専門学校英語通訳翻訳科トピックス
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2014.2.6

世界19ヵ国30拠点を持つ種苗業界の大手企業「サカタのタネ」に内定!

 -JCFLでTOEICは830点から935点にアップ!ビジネスマナーも身についた-

翻訳の仕事

グローバル企業無内定

サカタのタネ内定
英語通訳翻訳科 2年
神奈川県立松陽高校出身


世界19ヵ国30拠点を通じて、苗や種を輸出入する種苗業界の大手企業「サカタのタネ」に、英語通訳翻訳科2年の大廣さんが内定しました!JCFLで「翻訳スキル」と「ビジネスマナー」を身につけ、TOEIC935点を達成した大廣さんにインタビューしました。

高校卒業から数年経ってからの学校選び。
「翻訳」「ビジネスマナー」が学べ、奨学金制度の充実しているJCFLへ。


高校卒業後2年間語学系スクールに通い、留学を予定していたのですが、事情があって断念することになってしまって…。中学の頃から憧れていた「翻訳の仕事」に就くために、日本で「翻訳」と「ビジネスマナー」が学べ、奨学金制度が充実している学校を探し、JCFLを見つけました。オープンキャンパスに参加した時に、「英語通訳翻訳科」の横山先生に「映画字幕翻訳」の授業で使用されたプリントを見せていただき、キメの細かい添削に感動!「この学校で勉強したい」と思いました。JCFLに入学するにあたり、これ以上親に学費を負担してもらうわけにはいかないと思い、1年間アルバイトをして学費を貯めながら「特待生奨学金試験」の準備を進めました。「学費全額免除」に受かった時には、本当に嬉しかったですね。

JCFL入学後、TOEICのスコアは935点にまでアップ。
「ビジネスマナー」では、敬語や冠婚葬祭の作法など社会人必須の知識も学べた。


入学時点でTOEICのスコアは830点だったのですが、900点の壁がなかなか越えられなくて…。「TOEIC演習」担当の内宮先生にお聞きしたところ、「ここから先は細かいニュアンスや英字新聞に使われるようなボキャブラリーが分かるかどうかが勝負」というアドバイスをいただきました。内宮先生の教えてくださったボキャブラリーを中心に覚え、TOEICのスコアを935点まで伸ばすことができました!英語力を高められたことはもちろんですが、JCFLで伸ばせた力は何と言っても「ビジネスマナー」です。敬語やコートのたたみ方、冠婚葬祭の作法など間違えて覚えていたことや知らなかったことが多く、社会人になる前にきちんとした知識を身につけることができて良かったと思います。就職活動中に、採用試験会場で大学生がコートをバサッと椅子の背にかけたりするのを見ると、「知識がないとだらしなく見えてしまって損だな」と思いましたね。

「ビジネス翻訳」「映画字幕翻訳」などを通じて、
場面に応じた翻訳スキルを身につけることができた。


翻訳家を目指すうえで、特に役立ったと思う授業は、「映画字幕翻訳」「ビジネス文書翻訳」「歌詞絵本翻訳」です。「映画字幕翻訳」で使用する映画は、どれも一度は観たことがあるような有名な映画ばかり。その字幕を自分で作れるというワクワク感が魅力の科目です。同じセリフでも人によってさまざまな表現をするので、クラスメートの翻訳と見比べながら技術を磨けることも楽しみの1つです。「ビジネス文書翻訳」は、英語・日本語ともに実際のビジネスで使用する表現を正しく使いこなせるようになる実践的な科目です。架空の店舗を作り商談・見積書の作成などを行うこともあります。「歌詞絵本翻訳」は、歌詞や絵本を「対象年齢」「テーマ」に合わせて翻訳する授業です。絵本の翻訳は一見易しく感じるかもしれませんが、翻訳後の日本語レベルや雰囲気を一定に保つ必要があり、実はとても難しいんです。翻訳の勉強を通じて、日本語を学び直す必要性を再認識しましたね。

グローバルに展開する種苗業界大手の「サカタのタネ」。
英語力だけでなく、英語通訳翻訳科で身につけた柔軟性や持続性もアピール!


もともとはJCFL卒業後、すぐに翻訳家になりたいと思っていたのですが、英語通訳翻訳科で学ぶうちに、一度社会に出て強みとなる分野を作り、そこを足掛かりに翻訳家を目指そうと考えるようになりました。「サカタのタネ」は、海外に農場を持ち、世界19ヵ国30拠点を通じて、花や野菜の種と苗を輸出入しています。海外で種や花の大会を開催したり大会のスポンサーも行ったりしているので、英語を使う機会も多そうですし、仕事を通じて「種苗業界」にも詳しくなれそうなので、「これだ!」と思いましたね。担任の横山先生には、細かくエントリーシートをチェックしていただいたり、どんな対策をすれば良いかアドバイスをいただいたりしました。また、JCFLの「就職対策特別講座」で苦手な数学を重点的に対策してもらえたのが良かったです。面接試験を受けるにあたっては、英語力だけをアピールするのではなく、英語通訳翻訳科で身につけた柔軟性や持続性、サカタのタネに対する熱意などもしっかりと伝えることを心がけました。これも、JCFLで開催された「企業&業界セミナー」でいろいろな企業の方の話をお聞きし、企業の方がどんなことを求めているのかをつかむことができたのが大きいかなと思います。


2020年の東京オリンピックを飾る世界各国の花々。
植物についての理解を深め、知識を活かした翻訳の仕事をしていきたい!


サカタのタネには、「海外事業部」があり、企業内翻訳を必要としているとお聞きしたので、「営業事務」として数年経験を積んだ後、海外事業部に関わることが目標です。2020年のオリンピック開催の時には世界各国のお花がたくさん使われることになると思うので、その役に立てたらいいなと思っています。植物についての理解を深め、その知識を活かした翻訳の仕事をしていきたいですね。

高い英語力と洗練された日本語を身につけたいなら、JCFL英語通訳翻訳科へ!

JCFLの「英語通訳翻訳科」は、高い英語力と洗練された日本語を楽しく身につけることができる学科です。プロの翻訳家を目指す人も、そうでない人も、言葉を巧みに操り作品や文化の良さを伝える素晴らしさや面白さを発見し、将来の可能性が広がると思います。私も翻訳の勉強を始めてから、今まで意識していなかった広告や説明書の文体に興味を持つようになったり、テレビや雑誌で「うまいな」と思う表現をメモしたりと、いろいろなところにアンテナを張って生活するようになったと思います。皆さんも翻訳の勉強を通して、広い視野と柔軟性、持続力をモノにしてみませんか?JCFLなら、担任の先生のサポートがあり、「ビジネスマナー」「就職対策」も万全なので、身につけた力を社会で発揮することができると思います。

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