Ｑ ＩＴ業界を目指したきっかけは？
Ａ 常に時代の最先端をいくイメージがあって、これからも発展の可能性が大きい業界だと思ったのがきっかけです。常に新しいサービスやシステムを考え出し、提供していくという所にも惹かれました。かなりミーハーなので、新しいものに弱いんです(笑）。
Ｑ 英語本科を選んだ理由は？
Ａ 本当は大学に行きたかったのですが、受験に失敗してしまい、高校卒業後２年間のブランクができてしまったんです。当時それがすごく悔しくて、「社会に出た時に絶対に同年代よりも活躍したい！」と思い、専門学校で実力をつけることを考えました。ＩＴ系企業を志望していましたが、技術職ではなく営業職がやりたかったので、ITの専門知識よりは、英語力やディスカッション能力、物事の考え方などのビジネス的な部分を身につけられる学校を探していました。英語を単なる語学として学ぶのでなく、英語を使って色々なことを学べるのが本科の魅力でしたね。
Ｑ 実際に入ってみてどうだった？
Ａ みんなのモチベーションがものすごく高くて、励みになりました。帰国子女も多く、最初は授業のレベルについていくのは大変でしたが、今では全然不安もありません。大学に入っていたら、入学できたことに安心してしまって勉強なんてしていなかったかもしれないなと思うと、あの時受験に落ちていて良かったなと心から思えます。周りが意識の高い子ばかりなので、自然と自分の目指す目標も高くなってくるんですよね。
Ｑ 内定先を志望した理由は？
Ａ 実はJCFLに入学するずっと前から志望していた企業なんです。手がける分野が広くて、これからも新分野をどんどん生み出していくのではという期待があります。私がやりたいのは営業ですが、営業といってもただ売り上げを伸ばせばいいというものではなくて、自分のサービスや製品に自信を持って薦められることが第一だと思うので、自分で「この会社はすごい」「おもしろい」と感じられるところでないといけないと思うんです。あとは、会社説明会に行った時に温かみを感じたことも理由の１つです。参加者１人ひとりの名前を覚えて下さり、笑顔で挨拶をして下さいました。
Ｑ 就職活動中、特に力を入れたことや心掛けたことは？
Ａ 通学に時間がかかるので、その時間を利用して自己分析をしたり、自分にとっての仕事というものを考えてみたりしました。頭で考えたことを簡単なメモに取り、家で整理しました。自己分析の過程で一番不安だったのは、ブランク期間を他人にどう見られるかということでした。でも、JCFLで一生懸命取り組んできたのは事実だったので、今の自分がしっかりしていれば大丈夫だと思えるようになりましたした。
Ｑ JCFLで就職活動に役立ったことは？
Ａ 本当にどの授業も力になったのですが、一般教養を英語で学ぶ授業やディスカッション、担任の船林先生のキャリアガイダンスの授業などを通じて多面的な視野で物事を捉える力、そして自分なりの見解をつけて発表する力が身についたのが良かったと思っています。また、授業の中でオススメの本を紹介して下さる先生がいて、そういった本を読むうちに仕事観が少しずつ形成されてきたことも、就職活動を進めるうえで大きかったです。トランスコスモスでは内定者１５０人の中から選ばれた１０人が2008年度入社希望者対象のイベントを行っているのですが、私も「仕事に対する希望が熱い」という理由で代表として選んで頂けました。面接試験の時にお話しした仕事観が評価して頂けたのかな、と思います。
Ｑ これからの目標を聞かせてください
Ａ 仕事は人生の大半の時間を費やす場であり、自分を高めてくれるものであり、自己表現の手段でもあると思うので、１つ１つの仕事に夢を持って楽しんでいたいです。１人の力は小さいですが、そういう姿勢を通じて周りの人を明るくできたらと思います。トランスコスモスは、毎年最優秀者を社内パンフレットに載せることになっているので、そのパンフにノミネートされるように頑張っていきたいですね。
Ｑ ＩＴ業界を目指す人へのメッセージ
Ａ IT業界といっても特定の知識が必要だと考えて知識を詰め込むのではなくて、むしろ単なる知識よりも日々の授業を通して‘考えること’に慣れ親しむことが大切だと思います。自分に自信を持って面接に臨んでみてください。ブランクがあったとしても、実力があれば採用してもらえる時代になってきたので、日々の生活を無駄にせずに頑張ってください。
