Ｑ １級に受かった感想を一言
Ａ 良かったな〜！と思います。英検１級合格をずっと目指してきて、前回春に受けた時には面接で落ちてしまっていたので、今回は絶対に受かりたいと思っていました。同じ学科で１級を受けた子がもう1人いて、その子も一緒に受かっていたので、そのことも嬉しかったですね。一緒に勉強してきた分、並んで受かることができたのは本当に良かったな、と思います。
Ｑ 今回は２度目の挑戦ということでしたが、どんなことに気をつけて臨みましたか？
Ａ 前回は面接で落ちてしまったのですが、その時に感じたのは１級は会話力だけではなく、話の内容から‘物事をどれだけ深く考えているか’が問われているな、ということでした。それからは、毎日新聞を幅広く読み、特に議論を巻き起こしている時事問題については自分のスタンスを決めて読むことを心がけました。準備を進める上では、手応えや進歩を感じた時でも謙虚さを忘れないようにしました。
Ｑ 特に役立った授業は？
Ａ 本当に全部自分の力になりましたね。特にあげるとすれば、ネイティブの先生の英字新聞や国際関係に関する授業です。色々な新聞を幅広く読んでいる先生が紹介してくれる記事はおもしろいものばかりでしたし、出来事の背景も解説してくれるのでとてもためになりました。担任の船林先生がディクテーション（リスニングの書き取り）の機会を沢山作ってくれたのも、リスニング力のアップになりましたね。それまでは、できるだけ多く英語を聞いて耳を慣らす練習をしていたのですが、ある程度英語力がつき、これからは‘確実に聞き取れるように’ということでディクテーションを始めてからは、リスニングの点が一気にアップしました。
Ｑ 今後の目標は？
Ａ カナダの大学に留学して、International Development（国際開発学）を勉強したいと考えています。以前グアテマラやインドを訪れたことがあり、先進国との摩擦が原因で人々の生活の中で起きている問題を目にしました。いつか、そうした問題の解決に結びつくようなことができるようになれば、と思っています。今は、船林先生に英語のエッセイを添削してもらったりしながら、留学のための準備をしています。
Ｑ 英語本科を考えている人にメッセージ
Ａ 英語本科には、ある程度英語が出来る子や自信のある子も多く入ってきますが、謙虚になって努力を重ねることが大切です。授業はとても充実していますが、やはり最終的に力がつくかどうかは自分次第だと思います。やる気がある学生には周りの先生方がとても熱心にサポートして下さるので、本当に英語の力をつけたい人にとってはとてもオススメの学科です。
