Ｑ 日本外国語専門学校(JCFL)を選んだ理由を教えてください
Ａ ずっと野球をやっていて、部活の先生に勧められた大学へスポーツ推薦で入りました。でも授業にまともに出られない程練習が毎日あって、‘やっぱり勉強がやりたい’と思い始めたんです。このまま野球だけで終わりたくない、もう一度大学へ入り直そうと。でも大学に入ってからの1年間全然勉強をしていなかったので、まずは語学系の専門学校で力をつけようとインターネットで調べているうちにJCFLを見つけました。ホームページで大学編入という仕組みがあることを知り、試験科目も英語と論文に限られていて自分に向いていそうだったので、やってみようと思いました。
Ｑ 入学してからはどんなペースで勉強したのですか？
Ａ 1年次は学校の勉強をしっかりやりました。家では課題をやるだけ。アルバイトもやっていたしテレビも見ていたので、ずっとガリガリ勉強をするような浪人生の生活ではなかったですね。受けられる大学の幅を広げたかったので短大併修も取っていましたが、これも課題の合間にやるようにしていました。2年の夏くらいになると、英語の力がついてある程度構文が取れるようになっていて、あとは単語のレベルアップという課題が見えてきたので、そこに力を入れました。英語に関しては、この学校で教えてもらうことだけで十分でしたね。明治大学の試験の1〜2ヶ月前から、過去問を見て、1日に終わらせる量の計画を立てて勉強しました。
Ｑ 明治大学に受かった感想を一言！
Ａ 絶対明治に受かりたい！という一念でしたね。高校時代の友達は、大体マーチレベルの大学へ行っているので、‘やっと仲間入りできたな’と思います。
Ｑ 明治大学の編入試験に合格した勝因は何だと思いますか？
Ａ やはり英語だと思います。リーディング、ライティングを教えてくれた内宮先生の授業が良かったです。端的に、押さえておくべき事をしっかり教えてくれますし、学生にアンケートを取って僕達の要望がない箇所は省いてくれたりするので。先生は厳しくて、予習をやっていかないと全く意味の無い授業になってしまうし、授業中はバンバン当てられるのでプレッシャーでしたが、それをこなしていると自信もついてくるんです。問題を沢山こなして慣れてきたので、長文が苦でなくなりました。英文がスッと入ってくるようになりましたね。また、今田先生の『時事英語演習』では、英字新聞を使って最近の問題に触れることができ、訳し方のポイントまで教えてもらえるので力になりました。
小論文に関しては、最初は授業時間内には書き上げることができなかったのが、自然と頭の中で段落の構成や大体の量を計算できるようになりました。時間の感覚も掴めるようになりましたし。明治大学と武蔵大学の小論文試験は、自分の中ではほぼ完璧にできたような気がします。
Ｑ 大学ではどんなことを学ぶのですか？今後の目標は？
Ａ ビジネスの分野で捉えた組織論を勉強しようと思っています。短大併修で経済を勉強していて組織論に興味を持ちました。社会って組織で成り立っているじゃないですか。会社にしても、家族にしても、スポーツにしても。これを勉強しておけば、何にでも応用できるかな、と。60くらいになった自分を考えてみて、それまでの経験を生かして、日本を代表するような企業を一から作っていくような人材を育成していたいと思ったんです。そのためには、コンサルティング会社や企業の診断士として独立していたいので、大学卒業後は海外支社があるような企業の中で経験を積んでいきたいです。
Ｑ 大学編入を考えている人にメッセージ
Ａ 勉強したい、という意欲を持って入ってくれば、興味が持てる分野を見つけるまでJCFLがｻﾎﾟｰﾄしてくれます。心配はいらないです。また、同じ目標を持って切磋琢磨し合える友達ができると思います。野球で甲子園を目指す仲間同士のように絆を強められる感じ。先生方が親身になってくれるので、マジメにやっていれば間違いはないと思う。自分にやりたい、できるという自信があれば、その自信を信じて進むことが大切です。
