Q 英検1級、合格の感想をひとこと!
A 英検1級受験者用の単語帳があるのですが、覚えられなくて後半はほとんど分からない単語ばかりだったんですよ。でもリーディングやライティングには自信があったので、そっちを頑張ればいいかなという気持ちで受けました。受かったことが分かった時はやはり気持ち良かったですね、達成感というか。「やった!!」という感じでした。
Q 日本外国語専門学校(JCFL)を選んだ理由を教えてください
A 浪人をしていたのですが満足できるところに決まらず、自分の中では浪人という選択肢はもうありえなかったので、大学編入をしようと決めました。大学編入のコースがある学校自体あまりありませんでしたし、実績も良かったのでJCFLに来ました。
Q 難関と言われる英検1級に合格!JCFLで学んだことや先生方のサポートで何が合格に結びついたと思いますか?
A ウルハウス先生にものすごく協力していただいたお陰です。英検の二次は英語面接で、与えられた1分という時間の中で、あるトピックスについての2分間のスピーチを考えなくてはいけないんです。トピックスも幅広くて、社会問題や国際的な問題の知識とそれに対する自分の考えがないといけない。一次の筆記は自分でがむしゃらにやれば何とかなる部分がありますが、二次試験は一人でやるには限界があると思います。僕は自己採点で一次をパスできたと知った直後から、ウルハウス先生に頼んで10回くらいは模擬面接の練習をしてもらいました。最初の数回は1分ももたず撃沈していましたが、回数を重ねるごとに、瞬時に頭の中でスピーチの構成を考えられるようになりましたし、2分もつスピーチ、もたないスピーチが分かるようになりました。知識と慣れが必要なので、ウルハウス先生に練習してもらわなかったらダメだったと思いますね。
Q TOEICの945点を取得していますが、他にどんな英語の授業が力になっていると思いますか?
A 本間先生の『英字新聞読解』の授業と『ボキャブラリービルディング』の授業です。ほんっとにタフな授業です。課題として英字新聞を読むのですが、科学や経済の専門誌から抜粋した記事だったりするので、内容もものすごく深いんです。授業は、課題についての学生からの質問と、それに基づいて先生が背景知識などを交えながら展開するような形です。かなりの量を読み込むのでリーディングの力がついて、英検のリーディングセクションは1問くらいしか間違えていませんでしたね。とにかくすごい授業なので、僕達は相当苦しめられていますけれど。笑)
Q 勉強以外の点で、学校生活は充実していますか?
A 入る前は自分が一番上かな?と思っていたのですが、入ってみたら19歳から20代半ばまで色々な年齢の人がいて、ほっとしました。男女関係なく仲が良くて、しょっちゅう旅行へ行ったり、ご飯を食べに行ったりしています。周りから見たら、気持ち悪いくらい仲がいいかも。笑) 中国やフィリピンから来ている人や、自分もそうなんですが、帰国子女の人が多いので、クラス全体がアメリカの学校のようなオープンな雰囲気があって、そこも気に入ってます。僕は予備校では周りをシャットアウトして勉強に集中していたのですが、ここではオン、オフがハッキリしているので、本当に楽しいです。
Q 今後の目標は?
A 今は大学編入を大きな目標としています。今回英検1級を取ったことで、一部の大学、たとえば上智大学の英語学科などの受験資格が取れたので一歩前進できたかなという感じです。とにかく課題が消化しきれないくらい英語漬けの生活なので、これからは少し計画的に、短大併修や受験勉強も並行してやっていきたいと思います。
Q 英検1級を目指している人、もっと英語を伸ばしたい人にメッセージ
A 先ほども言いましたが、英検1級は二次面接が問題なので、JCFLの先生方にフォローしてもらうと効率よく準備ができると思います。英語本科は、かなりタフだけれど、やりがいがあって楽しい学科です。単に英語を勉強するのではなく、例えば心理学や世界地理など、英語を使って何かを学ぶ学科なので、アカデミックなことに興味がある人には面白いと思います。