Q ザ・ペニンシュラ東京に内定した感想を一言!
A 担任の森野先生から携帯電話にご連絡を頂いたのですが、たまたまアルバイト中で電話に出られなかったんです。留守番電話の声の調子で「もしかしたら・・」と期待する気持ちもあったのですが、最終面接に全く手応えが無かったので落ち着かなかったですね。翌日内定ということを聞き、すごく嬉しかったのですが、同時に外国人のお客様ばかりのザ・ペニンシュラ東京のロビーを思い出して焦りもしました。就職までに英語をもっと頑張らないと!
Q どうしてホテリエになりたいと思ったのですか?
A 高校の時にホテルで宴会や披露宴スタッフのアルバイトをしたことが始まりです。披露宴となると一生に一度のことですし、新郎新婦を始め、みんなの幸せな笑顔を見ていると、こちらまで感動をもらえるんです。アルバイトの時は毎回泣いてましたよ。笑)将来は接客の仕事、そしてサービスを極めるにはホテルだと思い、ホテリエになろうと思いました。
Q ホテリエになるために国際ホテル科を選んだ理由を教えて下さい
A 私はやりたい事が決まっていたので、大学で一般的なことを勉強するよりも、専門学校で自分に必要なものを細かく学ぶ方がいいと思いました。そもそも英語の勉強も外国の方と話すのも大好きだったので、英語の勉強がちゃんとできることも選ぶ時のポイントでした。JCFLはネイティブの英会話の授業が毎日ありますから。決め手になったのは、高校2年の夏に参加した5日間のホテルセミナーです。カクテルを作る授業や、ホテル英語の授業、舞浜のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルへの見学へ行き、夢が膨らみました。プロのホテルマンの先生方に教えて頂ける点も魅力でした。
Q ザ・ペニンシュラ東京で3ヶ月のインターンシップを経験。就職活動にどうプラスになりましたか?
A レストラン・バーでウェイトレスとして勤務したのですが、出来上がった料理をサービス担当のウェイターに運んだり、ドリンク類を作りお客様へお出ししたり、グラスを磨いたり、と様々な仕事をさせて頂きました。また、正社員の方々からホテルについての話をお聞きする機会が沢山あったので、ホテルのことを深く知ることができ、ますますザ・ペニンシュラ東京で働きたいという気持ちが高まりました。
Q ホテル科で学んだことや身についたことで、就職活動に役立ったことを教えてください
A ビジネスマナーの授業で、マナーの基本や言葉遣い、エチケットなどを学べたことです。授業のお陰で秘書検定やサービス接遇検定にも合格することができ、社会人として必要な知識をしっかりと身につけることができました。日本外国語の先生方は、言葉遣いや礼儀などを自らが手本となり教えて下さいますし、授業開始時の挨拶など学校生活で実践する場があるところが良かったと思います。
Q ホテル科の先生方のサポートで印象に残っていることは何ですか?
A インターンシップの事前研修の時に先生方に模擬面接をして頂いたのですが、その時に色々な先生から「声が小さい」「柔らかい印象になり過ぎる」と指摘を受けていたので、就職活動中は特に気をつけて声を大きくしたり、常に笑顔でいるようにしました。事前研修の面接練習はとても緊張感があったのですが、特に櫻井先生の圧迫面接はすごく厳しかったので、逆に本番の面接は楽に乗り切ることができたと思います。森野先生はホテル業界の色々なことを経験してご存知で、困った時に相談するといつも適切なアドバイスを下さったので、就職活動を進める上で助かりました。
Q どんなホテリエになりたいですか?
A 常に誰かのことを思い働けるホテルマンは、人に対して優しい心を持っている人だと思います。私も、お客様に対してはもちろん、同じ職場の人にも思いやりや優しさを持って接していきたいです。私がザ・ペニンシュラ東京で働きたいと思ったのも、このホテルにはそういう方が多いからなのですが、私もいつか同僚や後輩にそう思ってもらえるようなスタッフを目指して頑張りたいと思います。
Q 外資系ホテルで働いてみたいと思っている人へのメッセージ
A これはザ・ペニンシュラ東京でのインターンシップで学んだことですが、最初に「できない」と考えるよりも「やってみよう!」と思って自分からトライすることが大切です。外資系のホテルでは1つ1つ指示されることよりも、「ちょっと自分でやってみて。」と任されることが多いのですが、そういう気持ちで頑張っていれば相手にも通じます。ホテルで働くということは、体力面、精神面ともに大変ですが、それ以上にお客様へ笑顔や幸せを提供したい方、それに生きがいを感じられる方は、ぜひホテリエを目指してほしいです。