Q ホテリエになりたいと思ったきっかけは何ですか?
A 人が喜んでくれることとか、相手が笑顔になってくれる瞬間が好きだったので、何となく人と接する仕事がいいかなと思っていました。ホテルに気持ちが固まったのは高校3年になった頃です。ホテルは1つの家のような空間で、社員の人が家族同士のように一体になって働いているイメージがあったので、自分もその一員になってみたいと思いました。
Q ホテルマンになるために国際ホテル科を選んだ理由を教えて下さい
A 他にもホテル系の専門学校に見学に行ったのですが、JCFLは広々とした感じで建物も綺麗だったので第一印象が良かったです。ホテル系以外の学科も色々あるので、ホテル以外の道を選びたくなっても安心かなという思いもありました。英語が好きだったので、語学系の大学とも迷っていたのですが、ホテルに行くなら専門学校の方が有利という話を聞いて、それならJCFLかなと。先生に親近感が持てたし、自分の進路も素直に話したいと思える雰囲気があることも良かったです。
Q JCFLに入学して、英語力はどんな風に伸びましたか?
A 学内で英語のコンテストやイベントがあったので、そのために英単語を頑張って覚えたりしてTOEICのスコアはすごく伸びました。それから、ネイティブの英会話の授業やホテルの接客英語の授業で英語を耳にしていたので、リスニングの力もついたと思います。
Q 数あるホテルの中でもホテルオークラ東京で働きたいと思った理由を教えて下さい
A 「ホテル研究」という授業の課題をするために初めてホテルオークラ東京に入ったのですが、その頃はそれだけすごいホテルなのかは知りませんでした。ただ、接客や内装の1つひとつに温かみがあって、緊張を感じずにすごくくつろぐことができたんです。その後、帝国ホテルと並ぶ御三家ホテルの1つということを知り、‘自分は英語もできないし、無理’と諦めていたのですが、「いいホテルだな」という思いはずっとありましたね。
Q ホテル科の授業や身についたことで、就職活動に役立ったのは何ですか?
A 思ったよりもホテルだけではなく、社会人としての勉強ができたので、本当に入って良かったと思います。ビジネスマナーの授業があったので、立居振舞いや挨拶、話し方が身につきました。特に、インターンシップの事前・事後研修の面接指導で鍛えられたので、前の自分は人前で話す時にモジモジしてしまっていたのですが、就職試験の面接では質問があるといつも真っ先に答えることができるようになりました。性格も積極的になったと思います。それから、今まで理解できなかった一般教養とか社会常識的な話が分かるようになりました。
実は、インターンシップを経験してからホテルの仕事を選ぶことに迷いが出てきたのですが、担任の森野先生や就職指導室の遠藤先生がいつも親身になって相談に乗って下さり、最終的にはホテルの道に戻ってくることができました。
Q どんなホテリエになりたいですか?
A ホテルオークラ東京は一流のサービスを必要としているので、社員として恥ずかしくないくらいの英語力と実技を身につけたいと思っています。経験を積んだら、ホテルを裏から支える人事の仕事などもしてみたいです。インターンシップで辛かった時に人事の人が明るく話しかけて下さって救われたことがあったので、自分もインターンシップ生や新人スタッフを元気づけられる存在になれたらと思います。
Q ホテルで働いてみたいと思っている人へのメッセージ
A 入学前は英語とかマナーとかは知らなくても大丈夫。ホテル科に入ったら、ホテルの勉強はもちろん、ビジネスマナーや一般教養も身につけることができます。自分から努力するのが苦手な人でも、ボキャブラリーコンテストなどの学校イベントに参加していくうちに実力がついてくると思います。入学したら先生方のおっしゃることをきちんと聞くことが大切です。先生方は実際にホテルで働いていた方々なので頼りになるし、相談するとすごく親身になって一緒に考えて下さいます。私自身、できる方ではありませんが、こうして憧れていたホテルから内定を頂くことができました。まずはチャレンジしてみることが大切です!