更新日 2006年4月17日
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■内定者インタビュー


テック・ステート 翻訳職内定 
英語翻訳科 文芸・童話/映画字幕専攻
アメリカ・Diablo Velley College 出身






英語翻訳科の鴇さんが、マイクロソフト製品などの企業向け技術翻訳を手がけるテック・ステートに翻訳職として見事内定しました!未経験者には狭き門といわれる翻訳業界。夢への第一歩を踏み出した鴇さんに、就職活動の様子や翻訳の魅力などをインタビューしました。

 

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♪内定者インタビュー

Q 翻訳業界を目指すようになったきっかけは?
A 中学校くらいから洋画が大好きになって、本当にたくさんの映画を見ました。そのうち少しずつ映画の中で交わされる会話が聞き取れるようになり、そこで初めて字幕が単なる直訳でなくて翻訳する人の知識だとか工夫が反映されてるんだと気付いて、字幕翻訳に興味を抱くようになりました。言葉というのは文化に根付いたものなので、ある国の言葉を別の国の言葉に置き換える作業って本当に難しいと思うんです。でも、うまい翻訳というのは、文化の差や違和感を読み手に感じさせない。自分もいつか大好きな映画でそんな翻訳ができるようになったらと思いました。

Q JCFLの英語翻訳科を選んだ理由は?
A高校卒業後のアメリカ留学を通してネイティブが使う自然な言い回しや語彙は大分覚えたのですが、自分にはそれをきちんとした日本語で表現する力が足りないと感じたので、翻訳の勉強は日本でしようと考え、留学中からインターネットで翻訳学校を探していました。JCFLの英語翻訳科には私が興味を持っていた映画字幕翻訳を専攻とするコースがあったことと、ホームページ上のコース説明が納得のいくものだったので、進学を決めました。

Q 内定先の会社を選んだ理由は?
A 担任の横山先生からご紹介頂いたのがきっかけです。それまでも取扱説明書やマニュアルの翻訳を行っている企業の説明会に行ったりはしていましたが、なかなかやりたい仕事がみつからなかったりご縁がなかったりという状況でした。内定を頂いたテック・ステートは規模の大きな会社ではありませんが、その代わりに新人社員であっても会社の一員としての影響力が大きいという点に意欲が湧きました。また、未経験者はなかなか採用してもらえない翻訳の世界で経験を積ませてもらえるというのも魅力でした。

Q 就職活動中、特に心がけたことは?
A 特に心掛けたことはありませんが、在学中に資格を取得していたのは良かったかな、と思います。ほんやく検定や秘書技能検定、サービス接遇検定、ワープロ検定など。今回内定を頂いたテック・ステートでもまず書類審査があったので、自分のスキルを資格という形で履歴書に書くことができたのは大きかったですね。

Q JCFLの学生生活や授業で就職活動にプラスになったことを教えてください
A 担任の横山先生が学生一人ひとりに時間を取って就職のカウンセリングをして下さる授業があるのですが、そこで頂いたアドバイスが就職に対する自分の考え方を整理していく上でとても大きな助けになりました。また、履歴書の書き方を指導して頂けたのも良かったです。

Q 社会人として活躍している自分を想像して、将来の夢や目標を聞かせてください
A 自分自身を高められる目標を持って、常にプライドを持って働ける社会人でありたいと思います。翻訳という点では、読み手に違和感を感じさせる翻訳はしたくないと思うので、常に文化や社会の流れに敏感でいたいと思います。

Q 翻訳業界を目指す後輩へのメッセージ
A 努力したらその分自分を信じてください。行き詰まった時には、柔軟な考えも必要になると思いますし、与えられた状況が自分にとって必要なことだと思って学び取ることも大切だと思います。

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