更新日07.5.22
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■英語力とマナーを活かして帝国ホテルで活躍する先輩


帝国ホテル勤務
2006年 英語翻訳科卒業
茨城県立下館第二高校出身

JCFLで培った英語力とマナーを活かし、帝国ホテルで活躍する卒業生が来校しました!帝国ホテルにはJCFLから今年6名が就職し、現在既に6名の内定者が出ています。1年を経て、ますます仕事が面白くなってきたという和泉田さんに、ホテルの仕事や今後の目標について聞きました。

帝国ホテルで働く先輩

Q ホテリエになりたいと思ったきっかけは? 

 英語が好きで、接客も好きだったので、自分に一番合っている職業だと思ったんです。接客の中ではホテルが一番かっこいい、と思っていましたし、外資系のホテルがどんどん日本に進出し始めた時期で、これからおもしろくなる業界だな、と感じたので。ホテルという場所自体も綺麗で大好きなんです。

Q ホテルでどんな仕事をしているの?

 帝国ホテル本社にかかってくる全ての電話の応対をし、各部署に取り次ぐオペレーターという仕事をしています。関連する企業については、役職についている方のお名前なども頭に入れておかないとスムーズに仕事ができません。また、顔が見えない仕事なので、‘ありがとう’や‘ごめんなさい’が相手に伝わるようにとても気を使いますね。声のトーンや早さで表現したり、相手が目の前にいると想像して画面の前でお辞儀をしたり笑顔になったりしながら応対しています。お客様と直接顔を合わせない分、実はとても奥が深くてやりがいのある接客の仕事だと思います。

Q JCFLで学んだこと、身についたことで就職活動にプラスになったことは?

 ビジネスマナーの授業で学んだ敬語はとても役立っていますね。外国のお客様からのお電話も多いのですが、翻訳科で沢山英語の文書を読んでいたお陰で困ることが少ないです。イレギュラーな質問をされた時でも、文法の知識や簡単な英語表現がパッと浮かんでくるんですよ。毎日英語を使って仕事ができるのは楽しいですね。あと、職場での上司との接し方を、在学中にスチューデントカンパニー(学校見学などのイベントのアシストをするJCFL生)の経験を通して学べたと思います。高校生やその保護者の方とお話をする機会が多かったので。

Q 将来の夢や今後の目標は?

 帝国ホテルが大好きなので、ずっとここで働いていたいですね。尊敬できる人が沢山いらっしゃって、自分も成長していける環境なんです。この4月からJCFLの後輩が入ってきてこれからは先輩という立場にもなるので、早く仕事を教えられるようにならないと、と思います。いつかはフロントなどの仕事にも挑戦してみたいと思いますが、まずはオペレーターの仕事を究めたいと思います。全国規模で行われる『電話応対コンクール』というものがあって、準優勝した先輩もいらっしゃるので、私もいつかは出場できるように頑張ります。

Q ホテルで働きたいと思っている人へ

 色々なところに視野を広げて、「これは何でだろう?」という疑問を持つことが第一歩だと思います。やらなければいけないのに思うようにできないことや、やることが沢山あってくじけそうになることもあると思いますが、まずは目の前にある事を大事にして、ちょっとずつ頑張ってみてください。少しずつ、辛かったことが楽しく思えるようになって、自分のペースで物事を進められるようになってくると思います。

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