Q 翻訳に興味を持ったきっかけは?
A もともと本が大好きで、小学校の頃読んでいた本は翻訳物が多かったんです。海外の本を日本語で読めるのって素晴しいなと思ったのが、翻訳に興味を持ったきっかけです。
Q どうして英語翻訳科に?
A 高校卒業後は大学の外国語学部に進みました。英語も相当やるだろうと思っていたのですが、入ってみたら英会話の授業が全く無くて。サークルの先輩から「4年たっても全然しゃべれるようにならないよ」と聞いて決心がつき、1年で大学を辞めて短期の語学留学へ行きました。1年経って少ししゃべれるようにはなりましたが、翻訳をやるなら日本できちんと勉強しないとだめだと感じました。現地で知り合いになったJCFLの卒業生からJCFLを勧められていたので、帰国してすぐ見学に来てみたんです。翻訳を1年次からフルに学べるのはこの学校だけだったのと、横山先生の熱心さがすごく伝わってきたので、ここに決めました。
Q 大学と比べてみて、翻訳科はどう?
A 英文をとにかく沢山読むので、力がつきました。先生方の指導もとても熱心で、質問に対して1つ1つ丁寧に答えて下さるのでとても勉強になります。どの授業でも、先生が出版翻訳や映画の字幕翻訳のプロなので、その業界のことや仕事の話を聞けてとても勉強になりました。
Q SMKってどんな会社?どうして働きたいと思ったの?
A リモコンの中のチップや携帯のアンテナの部品などを作っている会社です。アメリカ、ヨーロッパ、アジア各地に拠点があるので、社内の公用語を英語にする取組みが行われるくらい、日常業務で英語を使う機会が多いようです。
最初にSMKに注目したのは横山先生に薦められたのがきっかけでしたが、やはり英語を使える環境であるということや、社員の方々や企業イメージが誠実そうで働きやすそうだったのでいいなと思いました。
Q 英語翻訳科で学んだことや身についたことで、どんなことが就職活動に役立った?
A 先生が何度も面談の時間を設けて下さり、性格に合わせて進路や就職先をアドバイスして下さったことです。そして、希望する企業に就職した先輩と話をする機会を作って頂けたので、会社の雰囲気や仕事内容を知ることができました。就職対策特別講座の模擬面接では、他学科の先生方が面接官となっていたので、色々な視点から客観的に意見を言って頂けて、自己分析に役立ちました。
Q 将来の夢、今後の目標は?
A 貿易、経理、営業事務のいずれかに配属されるそうなのですが、いずれにせよ海外とやり取りをする仕事が多いそうなので、文面からも相手に誠実さが伝わるような姿勢で臨みたいです。ここでしっかりと経験を積んで、将来は自分の翻訳を出せるようになれたらいいなと思います。
Q 英語を使う仕事をめざす人へ
A 翻訳科では英文を沢山読むので、文章を読むのに慣れます。英文の読み方・書き方は、将来必ず役に立つと思います。ネイティブとのスピーキングの授業が毎日あるので、読み書きだけでなく話す方や聞く方も伸ばしたい人にはおススメです。英語翻訳科は、英語や翻訳に興味のある子ばかりで、みんな勉強に対してすごく熱心です。自分が疑問に感じていなかったことを授業で質問してくれるので、逆に勉強になることが多いんですよ。普段の会話でも、洋楽や洋画の字幕の話が自然と出てきて楽しいです。