Q どんなお仕事をしているんですか?流れを教えて下さい
A IT系の翻訳のコーディネーターのアシストをしています。クライアントから案件が来ると、ワードカウントをした上で、翻訳者を手配できるか、納期はいつになるか、幾らかかるかを概算します。スタイルのチェックや技術的な面でのチェックも必要なので、そういった校正にかかる時間も含めてスケジュールを立てます。受注が決定したら、翻訳者にデータを送ったり、作業の細かな指示を出したり、翻訳に関する質問に答えたりといった連絡調整を行いながら作業を進めていきます。
Q 仕事のどんな部分にやりがいを感じますか?
A この仕事は翻訳者と顔を合わせずに、メールのやり取りだけでこなせてしまうことが多いのですが、メールの文面から‘距離が縮まったな’とか’信頼されてきたかな’と感じられる時は嬉しいです。最近、1つのプロジェクトをスタートから納品まで受け持つようになって仕事の流れが見えるようになってきたので、面白さが増しました。目の前の仕事がなくなると達成感があります。時間に追われている時にミスをして落ち込むこともありますが、忙しく働いていると‘頭も体も使っているな〜’と生きている実感がありますね 笑)。
Q 英語翻訳科で学んだことで、現在の仕事に役立っていることは何ですか?
A まずはマナーです。電話の応対やお客様がいらっしゃった時の対応などは、ビジネスマナーの授業で予備知識があって良かったと思います。社長が恥をおかきにならないような新入社員でいたいですから。あとはやはり、英語力です。翻訳者から訳があがってきた時に、訳抜けや誤訳のチェックをするのですが、英語力がついていなければその仕事もさせて頂けていなかったかもしれません。
Q 今後の目標
A 今はアシスタントとして仕事に関わっているのですが、コンピュータに関してもっと詳しければできる仕事の範囲も広がってくると思うので、チャンスをできるだけ利用して勉強していきたいと思います。会社はスキルアップに関してとても理解があるので、その期待に見合った働きをしていきたいです。仕事を100%任せてもらうことがあっても右往左往しないように力をつけていこうと思います。
Q 翻訳の仕事に憧れている人へ
A 仕事で翻訳者の方と接する機会が多いのですが、色々な道を通ってくる人が多いです。‘翻訳者になる’という夢を持ち続けていさえすれば、どんな道を選んでも必ずバックグラウンドとして活かせるのじゃないかなと思います。最初から翻訳家を目指す人は、トライアルという各社で行っている試験をどんどん受けて下さい。クライアントによって求める翻訳のタイプは様々ですから、どんなに英語力に自信のある人でも他の人の評価を聞くことで、勉強になることが沢山ありますよ。
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