Southampton Solent University(サウサンプトン ソレント大学) |
諦めていたサッカー留学の夢が、高校で英語の楽しさを知り再燃!
小学生の時にサッカーを始め、高校までひたすらサッカーをしてきました。小さい頃は将来のことなど何も考えず、ただただサッカーに夢中になり日々練習に励んでいましたが、中学三年生になり将来のことを考えるようになり、今まで自分はサッカーしかしてきていないということに気がつきました(笑)。 相当サッカーが好きだったんだと思います。その時にサッカー留学という考えが浮かびましたが、お金もとてもかかるしその時点ではサッカー留学なんて、ただの夢で実現できるわけないと思い諦めていました。高校もサッカー推薦で入学し、総合学科でさまざまな自分の興味のあることを学ぶ中で、英語の楽しさを知ったんです。サッカーばかりで全然勉強してきていなかったので、まったく英語なんてできませんでしたが(苦笑)、その時自分が中学の時に留学したかったということを思い出しやっぱり留学してみたいと思いました。
しっかり準備してから留学できるJCFLへ。JCFLの1年間は人生で一番濃い時間でした!
高校で英語に触れる機会が多くなり留学について本気で考え始め、高校2年生の夏にいろいろインターネットで調べているときにJCFLに海外留学科があることを発見!そして夏休み中に一度オープンキャンパスに参加。いろいろ先生たちの話を聞き、自分の英語力も考え直接留学するよりもJCFLでしっかり準備してから留学した方がいいかなと思い入学を決意しました。
JCFLでの1年間は今まで生きてきた中でもとても内容の濃い一年間になりました。小学校から高校にかけてあまりにも勉強してこなかった分(笑)、最初は授業についていくのですら大変でしたが、諦めずに勉強に励んでいるうちに授業にも徐々になれ、自信もついてきてとても充実した時間が過ごせました。ネイティブの先生の授業が受けられるというのはとても大切なことだと思いましたし、先生たちもみんな親切で面白いので、授業もためになるだけではなく面白かったです。そして何と言ってもこの学校で知り合った友達の存在が自分の中でとても大きかったですね。たったの1年で卒業ですが、みんな留学という同じ目標を持っているので、あっという間にみんなの関係が近づき、お互い助け合い切磋琢磨してとても充実した学校生活を送れました。とてもたったの1年間とは思えないくらいの濃い関係が築け、今でも日本に帰ってきたときにはみんなで集まってわいわいしています!
サッカーの本場イギリスで「フットボール学」を学ぶ。 日本で学べないユニークな授業がたくさんあります!
イギリスではFootball Studies and Business(フットボール学とビジネス)というかなりユニークで、日本では学べないようなことが学べる学問を専攻。Southampton Solent大学には「Football Studies and Business」と「Football Studies」の2つの専攻があり、僕は前者でサッカーに関するマーケティングやスポーツファイナンスといったビジネス系の分野をメインに学んでいます。「Football Studies」は、コーチングを中心に学ぶ専攻で在学中、もしくは1年生のうちにFA(イングランド・サッカー協会)のコーチングライセンスを取ることが必須です。
マーケティングやビジネス関連の専攻をする僕ですが、面白いなと思うのは「コーチング」の授業。実際に大学のグラウンドに行き、学生たちがコーチ役とプレーヤー役に分かれ、15分程度のセッションで実際にコーチングを行います。コーチングの授業では技術的な面はもちろん、「いかにセッションをうまく組み立てるか」「プレーヤーが怪我した時にどう対処をするのか」「キッズに教える場合、ユースに教える場合、それぞれどこに気をつけなければいけないのか」なども学びます。今までどれだけ長くサッカーをしてきて、自分がそれなりにプレーができたとしても、プレーするのと教えるのではまったく違いますね。「どうボールを蹴るのか」など、何を意識しなければいけないのかなどを、自分でわかってないといけないので、また新しい視点からサッカーについてみることができるんです。このように実践も交えながら、サッカーについてさまざまな視点で学ぶことができるのが面白いですね。
留学は人として成長できる! 将来はマーケティングやスカウト、エージェントとして活躍したい!
留学して1番よかったと思うのは人として成長できることです。もちろん大学の勉強も大事ですが、それだけでなく新しい環境で身の回りのことを自分でやらなくてはいけなかったり、いろんな文化やいろんな考え方を持っている人たちと関わることによって、新しいことに気づけたり、自分を見つめ直すきっかけを見つけたりできることがとても大切なことだと思います。
大学の勉強では学べないこと、例えば英語に関しても授業では教えてもらえない言い回しなども、友達との会話の中でいろいろ身に付けられることがあります。ですから、留学は大学に行って勉強だけをするというものではなく、普段の生活からでも得られるものはたくさんあるので、いかにそれに気づき吸収できるかで、留学生活を充実させられるかが決まってくると思います。だからといって大学の授業をおろそかにしていいわけではないし、それをまた両立できるかどうかというのも、自分の身の回りのことがちゃんとできているかどうかということになってくると思うので、自己管理ができるようにならないと、いい留学生活は送れないと思います。
僕自身も自己管理をしっかりしながら、これからはアルバイトにも挑戦してみたいと思っています。勉強との両立は大変だとは思いますが、接客業で英語力を伸ばしたりできれば、その分アドバンテージもあると思います。経済面で負担をかけている親にも少し恩返ししたいですしね。そして、将来はまだはっきりとは決まっていませんが、サッカーチームのマーケティングやスカウト、あとはサッカーエージェンシー(代理人)などで働けたらと思います。サッカー業界は人脈がかなりキーになるので、人脈作りも頑張りたいですね。