更新日07.8.2
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■アメリカで心理学の博士課程を専攻する卒業生

リーハイ大学心理学博士課程専攻
べサニー大学で心理学の学士号、ビラノバ大学で修士号を取得
1997年 アメリカ留学科卒業(千葉県立長生高校出身)
アメリカのべサニー大学で心理学の学士号、ビラノバ大学で修士号を取得し、現在はリーハイ大学の博士課程で研究に携わる卒業生が、オープンキャンパスのゲストとして来校してくれました。アメリカの大学の魅力や今後の目標について聞きました。
アメリカで心理学の博士課程を専攻する卒業生

Q アメリカ留学のきっかけは? 

 高校に在学中から、自分らしい、何か人と違ったことをやってみたいと思っていました。自分の力を試してみたい、という思いも強くて、それができるのは留学だと思ったんですよ。日本の外に何があるのか知ってみたい、というただ純粋な好奇心もありましたね。

Q アメリカ留学科を選んだ理由は? 

 JCFLの説明会に参加したのですが、その時留学の相談に乗って下さった方が、後日手紙や電話で詳しく説明して下さったんです。ここなら、親にも安心してもらえる、親と私と学校とトライアングルで留学に向けて頑張れるんじゃないかなと思いました。

Q アメリカの大学に進んで何が良かった?

 やる気といいアイディアがあれば、力試しをすることができる点ですね。例えば、2005年にハリケーン・カトリーナが起きた時には、ボランティア学生を募って被災地でカウンセリングを行いました。 現在は、留学生の不安をケアするためのサポートグループを立ち上げる準備をしています。臨床の機会が多いことも特長だと思うのですが、私はこれまでにエクスターンシップ(大学生が経験を積むために行う学外研修)に参加して、病院で患者にカウンセリングを行ったり、学内で大学生に対するカウンセリングを行ったりしてきました。

Q 今後の目標は?

 海外へ来て不安を抱える留学生のサポートグループを立ち上げて、留学生のケアをしていくこと。あとは、現在学内で行っているカウンセリングを、もっとマイノリティ(思想や信仰、国籍などの点で少数派)の人のニーズに合ったものに展開していきたいと思っています。こういう時に、日本人である自分は異文化やマイノリティの視点を他のスタッフに伝えることができるので、強みでもあるし大切にしていきたいと思っています。

Q アメリカ留学を考えている人へメッセージ

 留学に対して、不安があったり恐れがあったり、みなさんが色々な思いを持っているのは自然なことだと思います。ただそれを1人で悩んでいるのではなく、JCFLの先生にまずは相談してみてください。どんなことでも、どんどん質問してみることから始まると思いますので。

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