中国留学現地レポート

REPORTER

福井県立福井農林高校出身 
アジア・ヨーロッパ言語科中国語+英語専攻2012年卒

中山大学(1年制)

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2014年4月

 

広州の冬

みなさんこんにちは。中国・広州に来て4ヵ月が過ぎました。こっちの生活には大分慣れて、最近は日本の食べ物がとても恋しくなってきました。今年の冬は日本では雪が多かったようですが、ここ広州は温暖な天候で日中はいつもぽかぽかしていました。こんなに暖かいと冬という実感があまりしないのですが、それでも現地の中国人は寒いと言うのでなんだか面白いですね。

中国の賑やかなお正月・春節

大晦日に香港に行ってきました。100万ドルの夜景もなかなかですが、東京の夜景も負けてませんよ。

新年快楽(あけましておめでとう)!2月には新年を祝いました。2月を過ぎて新年を祝うのは不思議に感じるかもしれませんが、中国では毎年旧暦に応じて新年を迎えるので、毎年お正月の来る時期が違います。中国語では正月とは言わずに「春節」と言うのですが、この春節のすごい所はなんといっても春節前に起こる帰省ラッシュ時の人の数です!
 
春節前の15日から後25日までの約40日の期間中、全国の旅客輸送量は約34億人(!)になるという発表がありました。この期間中に駅まで行くと満員電車の中のように動けないほどの数の人を見ることができます。中国パワーを感じますね!

中国語の変化

雪まつりの写真です。寒かったけど、すごく幻想的で綺麗でしたよ。

留学に来てから4ヵ月が経ち、大分中国語がスムーズに話せるようになりました。来た当初と比べると自分でもはっきり分かるくらい伸びたと感じます。短期間でこれだけ上達できたのは大学での語学授業ももちろんですが、日々の生活から中国人との交流が多いことが一番の理由だと思います。僕のオススメの勉強法は中国国内を一人旅することです。一人旅だと頼れるのは自分しかいません。
 
バスのチケットを買うのも、道を聞くのも、レストランで注文するのも、ホテルの予約を取るのも自分で行うので、語学力だけでなく、さまざまな面で自分を鍛えることができるのではないかと思っています。

冬休み・東北旅行

まるでおとぎ話の世界!

1月初旬の冬休みには、中国の東北地方に3週間の旅行に行ってきました。一番の目的は小関先生の故郷のハルビンに行って雪祭りを見ること。毎年ハルビンで開かれる雪祭りは世界三大雪祭りの一つで、氷の彫刻のデザインが毎年変わるので行く価値と見どころがたくさんあります。冬のハルビンは夜になると気温が-30℃近くまで下がるので、暖かい服必須です!僕がいる広州と比べると温度差が約50度近くになります。
 
厳しい寒さでしたが氷の彫刻は信じられないくらいきれいで、来た人はみんな口をそろえて「まるでおとぎ話の世界に来たようだ」と言うそうです。ハルビンは間違いなく冬の旅行に欠かせないオススメスポットです!