JCFLの留学科は長きに渡り卒業生を海外の大学に送り出しています。そのカリキュラム内容はアメリカの大学にも認められ、多くの大学がJCFLで学ぶ教養科目を大学の単位として移籍できる提携をしています。これにより、アメリカ提携大学1年分の単位(約30単位)をJCFLで取得。卒業後、アメリカ提携大学の2年次から編入することが可能です。また、カナダの提携大学へも約1学期分の単位を移籍ができ、スムーズに留学生活をスタートできます。
アメリカ・カナダ留学コースのカリキュラムはアメリカの大学に入学するための基準となるTOEFLの対策や留学準備のための科目と、単位移籍のための「一般教養科目」から成り立っています。入学時の英語力にあわせてクラスを編成し、ネイティブの先生と日本人の先生がバランスよく指導にあたります。授業はアメリカの大学と同じスタイルで行われるため、英語や一般教養を身につけて単位を取得するだけでなく、人前に出てプレゼンテーションをしたり、グループでディスカッションしたり、スピーチをしたり、エッセイを書いたりといったスタディ・スキルズが自然と身につけられます。
●単位移籍&2年次編入のメリット
「海外の大学は入るのは簡単で、卒業するのは難しい」と聞いたことはありませんか?アメリカの大学を卒業するのは決して簡単ではありません。だからこそ、単位移籍が必要なのです!
アメリカの大学では日本の大学と同様1・2年次に一般教養科目を学び、3年次から本格的な専門の勉強を行います。文系の学生でも1・2年次には数学などを履修しなければなりません。高校の時に苦手だった教科が英語になった途端スラスラと解ける!そんな魔法のようなことはありません。アメリカで落としやすい単位は各人が興味を持っていたり、教授がしっかりとサポートしてくれる専門の科目ではなく、こうした一般教養科目なのです。これを1年分日本で履修できるというのは大きなメリットがあります。
留学したばかりの1年目はまず現地に慣れるのが大変!そんな中で単位をたくさん落としてしまい、途中で挫折する留学生も少なくありません。単位移籍ができたおかげで、挫折しないで済んだ!という卒業生もたくさんいます。
●2年次編入では友達はできない?
どちらかというと学年単位で考えてしまう日本では、編入というと途中から入学して友達が出来づらいと考えてしまうかもしれません。しかしアメリカは全てが単位制なので、入学する時期も卒業する時期も人によって異なるのが当たり前。1つの講義にも色々な年齢の人がいます。3、4年で専門教科が多くなると同じ授業を取っている者同士で顔なじみになったり、グループワークで仲が深まったり、また授業外のスポーツやボランティア活動などで交友関係が広がります。
●JCFLで1年+アメリカで3年の計4年で卒業
今すぐ留学をしたい!と言う人にはJCFLで過ごす1年間は遠回りに感じてしまうかもしれません。しかし単位が移籍できること、また現地で単位を落とすリスクを少なくすることを考えれば、決して遠回りではありません。
高校卒業後すぐにJCFLに入学すれば現役で国内の大学に進学した同級生と同じ4年でアメリカの大学を卒業できます。またアメリカの大学は単位制なので、現地での3年間をさらに短くすることも可能!学期ごとの履修単位を増やしたり、夏学期のコースに参加したりして、2年半ほどで卒業する学生もいます。