

無事カナダの大学を卒業!
日本の皆さん、こんにちは。私の個人的な理由で前回のレポートから期間がかなり空いてしまいました。大変申し訳ありません。「もしかしたら麻史さん、最後の最後で卒業できなかったんじゃ…」なんて心配してくれた読者の方々、ご心配をおかけしました。無事今年の夏、カナダNiagara CollegeにてBachelor of Applied Business Hospitality Operation Managementプログラムを卒業することができました。
ある日突然、現地レポートを依頼されてから早4年。ESLから2年制プログラム卒業、そして4年制プログラムへの編入と私の留学生活を徒然に書いて参りましたが、今回が最後のレポートかと思うと、時の経つ速さを実感すると共に、今までの4年間があらためて昨日のことの様に記憶に甦ってきます。

留学を通して日本が大好きに!
4年間の留学生活を振り返って思う自分にとっての一番の収穫・財産は、カナダに留学したことによって「日本が大好き」になったということです。少し抽象的な表現で申し訳ありませんが、カナダに留学したことによって日本人としての自分自身のアイデンティティーを確認でき、それによってより自国、日本に対する興味が湧いてきました。そして、今まで自分の知らなかった日本をカナダにいながら少しずつ知るにつれて、自国の魅力に気付き、そして今では日本人である自分に誇りを持って生活できるようになりました。
また同時に今日日本の抱える問題点、将来の日本の姿など、日本という国を留学前よりも一人の日本人として真剣に考えるようになれたと思います。
大変な時を乗り越えられたは周りの人のおかげ!
正規留学ってとても大変です。そりゃそうです、なんせ自分の第一言語じゃなく、第二言語で勉強し、現地のカナディアン達と同じパフォーマンスを求められる訳ですから。否応無しでも勉強しなければいけません。手を抜いたら落ちこぼれて、そこで試合終了、日本へ帰国です。また勉強だけでなく、異文化に対する対応力も求められます。でも苦労が多い分得るものは多いはずだし、やり遂げた後の達成感は日本で感じられるものとはまた種類が違う格別な味だと思います。
私自身、上記の勉強と異文化への対応に関してはかなり苦労しました。文法や英作文に関しては特に問題無く最初はこなしていましたが、リスニングがかなり苦手だったので(今もですが)、相手の話していることが理解できない、理解できないので話せない、負の連鎖にはまっていました。こうした言語の壁は勉強だけでなく、私生活にももちろん影響を及ぼすので、ホストファミリーと会話が満足にできないなど、毎日毎日ストレスの連続でした。また、私のプログラムは4年間で2回、計約11ヵ月のCo-op(有給インターンシップ)が組み込まれていたので、 その都度、新しい土地、文化への対応、見知らぬ人々とのコミュニケーションを要求されました。でもこうした困難を乗り越えてきたからこそ、私は今まで生きて来て感じたことのない最高の達成感を卒業式で感じることができたし、今こうして自信を持って最後のレポートを書けているのだと思います。
ここまで読んでくださった読者の皆さん、「麻史さんスゲー」って思ったでしょう? すいません、僕自身は全然凄くないです。これから留学する人も実際行ってみれば分かると思いますが、海外で上記のような困難に一人で立ち向かうことはとても大変です。少なくとも私には無理でした。会話が全くできなかった時、相談にのってくれたのはESLの先生やホストマザー達でした。Prince Edward Island 、そしてNew Brunswick州のホテルで働いていた時、僕を支えてくれたのは、日本にいた家族との電話と現地で知り合った友人達でした。成績が下がって落ち込んで悩んでいた時にアドバイスをくれたのは、優秀なクラスメイト達でした。多くの人たちが私を辛い時に支えてくれました。「人はいつも誰かに支えられて生きている」留学を通して、この言葉を本当の意味で理解できたことも自分にとっては大きな財産となりました。自分に自信を持つことは大切です。でもそれ以上に「人への感謝」を忘れないことは人間として、これから生きていく上でもっと大切なことだと私は思います。
就職活動と正規留学

それでは最後に、日本での就職活動について少し書きたいと思います。よく巷で言われるのが、海外大卒は就職で不利になるということです。これは恐らく、 卒業時期が日本の大卒とズレているからだと思われます。しかし、実際は長期の夏休みや冬休みを利用して日本に帰国し、就職活動を行って内定を得たという人の話もちらほら耳にしますので、私みたいに長期の夏休みは全て実習という特殊な留学生以外は、頑張り次第でなんとかなるのではないでしょうか。
ただこの場合は、日本の大学生同様、もしくはそれ以上に、早くから計画性を持って就職活動をすることが必要になると思います。
就職時期よりもやはり大切なのは、いかに自分をアピールするかです。ただ個人的な就職活動の経験から述べるなら、企業側はやはり正規留学ならではの強みに興味を示してくれる傾向が強いように思います。英会話などのありきたりなものは、留学で備わっていて当然と見られますので、当然それ以外で何か自分独自の強みが必要ということになります。(実習先を得るまでの過程で磨いた「行動力」etc . . . ) この独自の強みを得るのが皆さんの留学です。何度も言いますが、正規留学は大変です。でもやり遂げることができたなら、皆さんは決して 面接の場でアピールに困ることはないと思います。(私みたいに社長と90分面接しても大丈夫です)
ではでは皆さん、素晴らしい留学生活を!!
Good Luck!!!