クリスマスで街は完全休業状態!
もう2月になってしまいますが前回のレポートは年末だったので…あけましておめでとうございます^^ イギリスのクリスマスは一家団欒、自宅でゆっくり過ごすものだとはわかっていたのですが、お店、パブ、交通機関までもが完全休業になった街を実際に目の当たりにするとその静けさに本当に驚かされました。
今回のクリスマスはBoxing dayや土日が重なったこともあり、Bank holidayも含めてかなり長期の連休になりました。昔はクリスマス後もお店が再開するまでに数日かかったらしいのですが今はクリスマスの翌日にはほとんどのお店が開店していました。
ちなみにNew Year’s Dayを迎えた時にはこの小さな港町でも花火が上がったりパブやクラブが開いたりと(私が経験してきた)日本のものとは違うにぎやかな年越しを体験しました。体験といっても私は友達の寮にお邪魔して街の様子や花火を眺めて楽しんだだけですけどね(笑)
寮を出て下宿生活をスタート
話はまったく変わりますが、実はこの年末、私は学生寮を出て新たな住まいへと引っ越しました。留学1年目はほとんどの学生はまず学生寮に入りますが、ホームステイ、シェアハウス等々生活の場所は様々です。ちなみに私は今大家さんと同じ家に住んでいるのでロッジング(下宿)というものになります。
留学生のみの学部にいる私にとって、イギリス人の大家さんと一緒に住むということは(もちろんお互い常に家にいるわけではありませんが)英語に触れるという点でいい決断をしたと思っています。
もし留学を考えている方がいたら英語を話せない、ということに不安を感じている方は多いかもしれませんが、生活をするということにおいて話す必要のある英語はとても限られています。
なので心配し過ぎることはありませんが、裏を返せば自分から話していこうという意識がないとなかなかスピーキング力は伸びません。生活にしても勉強にしても、ぜひ日本にいるうちから積極的であることを心がけてください!
様々な国からの留学生と英語で交流!
もし私のレポーターProfileを見た方がいれば気づいているかもしれませんが、私はJCFLに入学する以前に日本の大学に通っていました。2年次を修了した時点で自主退学をしたので卒業ではないですし、在籍していたのも法学部だったので英語専攻というわけでもありませんが、その2年間の経験があったおかげで現在の大学を最終学年のみで卒業できるということに加え、日本の大学とイギリスの大学の違いに気がつくことができました。
まずはカリキュラムの違いです。日本の大学ではおそらくどの大学、どの学部でも1〜2年生では教養科目というのが必修になっていて多ければ時間割の半分程が教養科目で埋まると思います。選択肢は豊富ですがその内容は経済学、哲学、政治学、歴史、論理学等々…イギリスの場合これらの科目は大学入学以前に学ぶので、大学ではそれぞれの専攻に特化した授業を履修することができるのです。
もう1つの大きな違いは授業そのものの形式です(イギリスの大学の講義スタイルについては同じくイギリス留学コース卒業の増田さんがレポートに書いているのでぜひ読んでください!)。もちろん大学や学部によって違いはありますが、日本では教授1人に対して学生数百人という大講義が珍しくありません。となると必然的に教授に個人的に質問をしたり、アドバイスをもらったりというのは難しくなります。
また、イギリスで言うseminarやtutorialのような少人数のクラスがそれぞれの講義に存在するわけではないので(おそらくそれらに相当するクラスを設けている講義/大学は珍しいと思います)自発的に予習・復習をしたり知識を深めようとしない限り、講義を聞いて課題を提出して試験を受け、ぼんやりとした知識を得るだけで終わり、という状態になってしまうことが大いにありえます。
私の限られた経験にしか基づいていませんが、教育という観点において、イギリスの大学が日本の大学に劣る点は私には見つけることができません。もちろん言葉の壁は、留学生であれば力がつくまではある程度の障害になりますが、学びたい、という気持ちを最大限に満たしたいのならぜひ海外の教育にも目を向けてみてください^^
最終学年のみという少し例外的な私の留学生活、すでにその半分が過ぎてしまいました。次回のレポートを書く頃には卒論を書き上げている…はずです(笑)