留学は今が狙い目。費用は東京の大学に行くのと同じ!
はじめまして、2009年度イギリス留学コース卒業生の織田と言います。今は大学の1年目が終わり、日本に一時帰国中です。
イギリスの大学はだいたい5月中に終わり、始まるのが10月の始めなので、結構な長さの帰国ですね。これにはちょっと理由もあるんですが後ほど。
私はPortsmouthという南にある港町で1年目を終えました。専攻学科は “Music and Sound technology”でした。なかなか内容を想像できない人も多いんではないでしょうか。実際私もやるまで、なかなか掴みきれていなかったです(笑)。
留学を最初に考えたのは、日本の大学に私の学びたいものがなかったからです。英語は好きでしたし、イギリスにも興味があったので、留学は私にとって特別な選択肢ではありませんでした。今は日本円が強いので経済的にも、北海道出身の私にとって、東京の大学に行くのとそう変わりはないんです。生活費は東京より安く済みました。
女子も留学生も少ない学科
私の学んだコースについてです。ひとくくりにMusic technologyといっても、学ぶ範囲は様々です。おおまかに言うと、スタジオでの楽曲編集、マイクセッティング、音の耳への伝わり方、ポピュラー音楽の歴史(主にヨーロッパ)など。
その他、今ではポピュラーになっているDesk top Music系で、使い方、編集などでしょうか。大学によってはもっと作曲に重きを置くところもあると思います。
男女比は、圧倒的に男子が多いです。クラスに50人ほどいて、女子は私を入れて4人。なかなか大変でした(笑)。
クラスでも寮でも、私が唯一の留学生。周りの話を聞くと結構レアなケースだったらしいです(笑)。若い子達は話すのも早く、スラングも多いので、最初はなにかと大変でしたが、慣れてくればとても付き合いやすいイギリスの人たち。
最後には “I miss you”と言ってくれて、嬉しかったのを覚えています。
より学びたいことができる大学へ
最後には、と言ったのは、実は10月からは違う大学へトランスファーの予定だからです。Visaも申請し直し、ということで今回の4ヶ月というながーい帰国になりました。
変える理由は、編集等のエンジニア、音響メインよりも、より作曲や、歴史などを学びたいと思ったからです。次の学科は “Popular Music”という学科で、Middlesex universityについ2年ほど前にできた学科です。
ポピュラー音楽というのは、日本の大学では学べない、イギリスの魅力ある学科のひとつだと思います。イギリス国内でもまだまだ新しい学科での勉強になりますが、この1年の留学経験を活かして、それ以上に実りの多い1年にするのが目標です。
過去の織田さんレポ
2011
9月 2011.9.2
10月 2011.10.21
2012
2月 2012.2.7.
5月 2012.5.15
6月 2012.6.26
9月 2012.9.13
11月 2012.11.15
2013
2月 2012.2.15
5月 2013.5.8
10月 2013.10.25