留学生活もあと1ヵ月弱で終了!
課題もほぼ終わりました!
こんにちは、織田です。
今年のイギリス(ロンドンだけ?)はとにかく寒さが続き、4月だというのに雪がちらついたり、風が冬のように冷たかったりする日が多くありました。
先日は日帰りでカーディフ(ウェールズの首都。ロンドンから西へ約250km)旅行をしてきたのですが、暖かかったので、ロンドンから南のほうが寒いのかもしれません…。
私の3年間の留学生活もあと1ヵ月弱で終了です。課題も(エッセイ=小論文3000 words × 2とSongwritig=作曲、論文、その他もろもろ…)ほぼ終了しています。後は提出前にTutorial(詳しくは下でご説明します)があり、先生と最終確認して修正を加えるのみです。今回はこのTutorialについてと、こちらでの私の学習方法(エッセイリサーチ)を少しお話しします。
イギリスの大学の魅力の一つ「Tutorial」。
先生から1対1で指導を受けることができます。
「Tutorial」はイギリスの大学の魅力のひとつ。基本的には「先生と1対1での個別指導」というところでしょうか。どこの大学も同じとは言えませんが、モジュール(科目)によってはTutorialが組み込まれていたり、組み込まれていなくても、自分からアポイントメント(予約)を取って先生と自分が取り組んでいる課題について1対1で話すことができます。(エッセイでも作品作りでも)。 成績に大幅に作用すると言ってもまったく過言ではありません。
最初の学年のときはあまり要領がつかめず、ほぼTutorialはしませんでしたが、今年、最終学年はほぼTutorialで終わった、といっても過言ではないです。使い方は生徒、先生によってさまざまで、エッセイプランを相談しにいったり、実際にエッセイを持って行って、内容について相談したりすることもできます。
私は後者のほうが多く、実際に書いたものを持って行って、先生と内容や構成について話します。中にはドラフト(下書き)を見てくれない先生もいるようですが、私の担当の先生はいつも見てくれていたのですごく助かりました。特に論文を書く3年生は授業の代わりにTutorialがあり、これは完璧に自分からアポイントを取らないとならないシステムだったので、自分で予定を作り、管理することが重要です。
エッセイ(小論文)を書くカギはとにかく文献を読むこと!
文献を読むことでエッセイに深みが出ます。
エッセイを書くにあたってのリサーチ方法は人によってさまざまだと思いますが、私のやり方を今回はお話しします。
まず足がかりになるのは、Reading list(文献リスト)の本を読むこと。各モジュール(科目)につき絶対に文献リストがあるはずです。もしその本が分かりづらかったり、他に知りたいものがある時などはTutorialもしくは、メールで先生に聞いたりします。インターネットも欠かせないですが、使うのは普通のwebpageではなく、「Journal」というアカデミック文献を探します。各大学で無料でアクセスできるサイトがあるので、そこをよく利用します。
本の読み方もさまざまですが、1冊全部を読むのではなく、まず目次をみて、必要だとおもうチャプター(章)だけを読みます。多くの本は各チャプターごとに著者が違うことが多いので、テーマももちろん違います。コツをつかむまで何が必要なのか、なにを調べればいいのかなど悩むと思いますが、ここは慣れです…。
学年が上がるにつれて、エッセイの深さも求められるようになります。そうなると、昔の哲学者などのアイディアも取り入れたりします。多くのリーディングリストの本は後ろや、もしくは本文のなかにさらに違うReference(参考文献)が絶対に載っているので、それを見つけてはその本を読み、そしてまた違う文献を見つけて、それを読み、の繰り返しです。最初はキツかったですが、この方法は少なくとも3年生のエッセイには欠かせないと思っています。実際3つのエッセイをこの方法で平行して書いているときは、さすがに混乱しましたが(笑)
私が予定しているTutorialはあと2つ。大学生活も残りわずかです。今月が終わればあとは結果を待つのみです!
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