英語なんでもQ&A 
Q
関係代名詞自体の意味やwhichやwhoseの違いがまったくわかりません。教えてください。
A 

関係代名詞は、英文法の中でもとても大切です。同時に、ここでつまずいてしまう人も多いところなので、今回はじっくり説明します。

まず、関係代名詞とは、簡単に言えば “文と文を結ぶ言葉” です。例えば、

I know a girl. She lives in New York.

(私は女の子を知っています。)(彼女はニューヨークに住んでいます。)

という2つの文があったとします。
この2つの文を見てみると、1文目の「a girl」と2文目の「She」は同じ人物であることが分かります。同じものが見つかったら次に確認しなければいけないのが、2文目の代名詞「She」が、

   @「彼女は〜」という主語になっているのか、(=主格といいます。)

   A「彼女の〜」という所有を表しているのか、(=所有格といいます。)

   B「彼女を〜、彼女に〜」という目的語になっているのか、(=目的格といいます)


ということです。「She lives in New York」の「She」は、「彼女はニューヨークに住んでいます。」の「彼女は」という主語を表していますので、こういう場合には、「主格の関係代名詞 = who」を使って、

I know a girl who lives in New York.

(私は、ニューヨークに住んでいる女の子を知っています。)


とすることができます。この文の「a girl」は「先行詞」と呼ばれます。

代名詞が主格ではなく所有格(「彼女の〜」=her)や目的格(「彼女を〜、彼女に〜」)の時にも、それぞれの関係代名詞を使って、2つの文を1つにすることができます。

ここで、代名詞の主格・目的格・所有格を確認しておきましょう。「格」とは、簡単に言えば、その名詞・代名詞が文の中でどんな役割をしているかを表す種類分けです。先ほど説明したように、主語を表すものが主格、所有を表すものが所有格、目的語を表すものが目的格となります。みなさん、学校の教科書で下のような表を見たことがあると思います。この格の変化を覚えることがとても大事ですから、「アイ・マイ・ミー・マイン」と声に出して、全部覚えてしまいましょう。

主格
(〜は)

所有格
(〜の)

目的格
(〜を、〜に)

独立所有格
(〜のもの)

単数

 私

 I

 my

 me

 mine

 あなた

 you

 your

 you

 yours

 彼

 he

 his

 him

 his

 彼女

 she

 her

 her

 hers

 それ

 it

 its

 it

 its

複数

 私達

 we

 our

 us

 ours

 あなたたち

 you

 your

 you

 yours

 彼ら
彼女ら
それら

 they

 their

 them

 theirs


代名詞の変化を思い出しましたか?それでは関係代名詞に戻ります。
先行詞が「人」の時の関係代名詞は、下記の通りです。(先行詞が「物事」を表す時は、関係代名詞が異なります。これは最後に説明します。)

 先行詞が主格(〜は)→関係代名詞 who

 所有格(〜の)→関係代名詞 whose

 目的格(〜を、〜に)→関係代名詞 whom


<例文>

  
  ・所有格

  I have a friend.      Her mother is sick now.

(私には友達がいます。) (彼女のお母さんは今病気です。)

所有格の関係代名詞(whose)を使って

            ↓

I have a friend whose mother is sick now.

(私には、今お母さんが病気の友達がいます。)


 ・目的格

 The boy is my cousin.   We met him in the classroom today.

(少年は私のいとこです。)(私たちは今日、教室で彼に会いました。)

目的格の関係代名詞(whom)を使って

            ↓

The boy whom we met in the classroom today is my cousin.

(私達が今日教室で会った少年は、私のいとこです。)

 

それでは先行詞が「物事」の時の関係代名詞に移ります。使う関係代名詞は下記の通りです。

 先行詞が主格(〜は)→関係代名詞 which または that

 ★所有格(〜の)→関係代名詞 whose

 目的格(〜を、〜に)→関係代名詞 which または that

<例文>


  ・主格

 The river is very beautiful.    It runs through my town.

(その川はとてもきれいです。) (それは私の町を流れています。)

主格の関係代名詞(whichまたはthat)を使って

            ↓

The river which runs through my town is very beautiful.

(私の町を流れているその川は、とてもきれいです。)

 


・所有格

 That house is my aunt’s.      Its roof is red.

(あの家は私のおばの家です。) (その屋根は赤いです。)

所有格の関係代名詞(whose)を使って

             ↓

That house whose roof is red is my aunt’s.

(屋根が赤いあの家は、私のおばの家です。)

 

 ・目的格

 The pen was very expensive.     I bought it yesterday.

(そのペンはとても高かったです。) (私は昨日それを買いました。)

目的格の関係代名詞(whichまたはthat)を使って

            

The pen that I bought yesterday was very expensive.

(私が昨日買ったそのペンは、とても高かったです。

 

となります。また、「彼女と犬」など、人と物事両方の場合には、関係代名詞は「that」を使います。

これが関係代名詞の基本です。この他にも様々な決まりがありますが、まずはこの基本をしっかり理解してください。理解できたら、中学校3年生用の問題集で確認してみると良いでしょう。

 

バックナンバー
質問大募集
前のページへ戻る