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今回相談をしてくれた方のように、学校の「教科」としての英語は得意だけど、なかなか話せないという人は多いのでは？文法の基礎をかためても、たくさん単語を暗記しても、いざ使う場面になるとなかなか出てこないというのはよくあることです。普段から使っていれば自然に言葉が出てくるようになりますが、毎日英語を話すチャンスがある人というのは多くないと思います。

そんな場合は、まず一つの方法として日記を英語でつけることをお勧めします。自分の生活に関わるキーワードはよく出てくるので、何回も出てくるうちに単語もすぐに覚えられますし、日本語→英語の変換もしだいに早くなってきます。（プロ級になれば変換なしで英語で考えるようにも！）熟語なども頻繁に使うことで定着してきます。ポイントはあまり長文にせずに短文で、できるだけシンプルな文にすること。そして日本語そのままにしようと頑張らないこと。英語で言いやすいように、日本語の発想をちょっと変えてみることです。例えば、「うちの犬が行方不明で、皆で探した」と書きたい場合、「行方不明」という言葉に執着してしまうとなかなか先に進みませんが、要は「犬小屋にいなかった」とすると、案外簡単に言葉にできます。

これで、予期せず外国の人と話す機会があっても、、少なくとも自分のことについて、最近起こった出来事についてなどは、スムーズに話せるようになるでしょう。さらにレベルアップしたい人は、日記に普段のできごとだけでなく、ニュースを見て自分が考えたこと、自分の趣味のことなど、幅やトピックを広めて書いていくと良いです。

これは、あくまで英語を話せるようになるための第一段階！海外に住む友達ともっと色々な話をしたり、お仕事で英語を使ったり、留学したいとなれば、もう少しスキルアップする必要がありますが、まずは抵抗なく英語を使えるように、頭の中で化石になってしまった英語を日々掘り起こしてみましょう。