まずは、学校の行き帰りに勉強疲れするのが嫌だ、楽しみながら英語の力をつけたい、という人にはこんな方法がオススメです。
1. 洋楽を聞く
音楽好きであれば、MDやiPodで洋楽を聞くのもいいでしょう。何度か聞くうちに、聞き取れる英単語が少しずつ出てきます。英語の歌詞に目を通しておくと、聞き取れる単語の量がぐっとアップしますよ。
2. 洋雑誌を読む
自分の趣味(ファッションや車、スポーツなど)に関する洋雑誌を読んでみましょう。大きな書店であれば、海外の雑誌を豊富に取り揃えています。興味をそそられる記事だと、わからない英単語や表現を調べるのも苦にならないし、単語も自然に覚えてしまいますよね!
3. 子ども向けの洋書を読む
児童書は、一文一文が比較的短く、使われている単語も易しいので、英文読解の練習に最適です。
価格は安いものから高いものまで幅があり、千円以内で購入できる本もたくさんあります。高額な本であれば、中古本や図書館の貸し出しサービスを利用してみましょう。
まずは、ピーターラビットやくまのプーさんなど、対象年齢の低い本から始め、
英文を読むことに慣れてきたら、「チャーリーとチョコレート工場」や、ハリーポッターシリーズなどに挑戦してみましょう。
楽しく読むコツは、映画化されている本を選ぶこと。先に映画を観てストーリーをおさえておくことができるので、原文を読むのがとてもラクになります。
もっと真剣に勉強したい、という人には、ラジオ英会話の教材を使った勉強法をご紹介します。
ラジオのコースは月ごとにノルマが決まっているので、なかなか続かない人でも、多少のプレッシャーを感じながら続けることができます。
4. ラジオ英会話のCDを聞く
ラジオのコースのCDを買い、通学中にリスニングの練習をしましょう。CDを毎月買うのはキツイ、という人は図書館の貸し出しサービスを利用するのもいいでしょう。少し面倒ですが、プログラムを毎回録音するいう手もあります。
5. ラジオ英会話のテキストを使う
ラジオ番組のテキストは、安価(500円程度)なうえに、小型で薄く持ち運びが楽なため、学生のお役立ちアイテムです。
まずは、 その日のポイントとなる表現を覚えましょう。
その際、どんなシチュエーションで使う表現なのかをおさえておくことが大切です。
シチュエーションを何パターンかイメージし、やりとりを英作してみます。
わからない表現があったら、家に帰ってから辞書で確認してみましょう。最初から辞書を引くよりも、まず自分の力で考えてみて、それでもわからないところを調べる方が、どんなミスをしたのかが記憶にも残りやすいのです。
暗記には自信アリ、という人はさらにハードな勉強法にチャレンジ!
まず、英語の文を読んでみて、意味がどれくらいわかるかを試します。
次に、日本語訳のほうを見て、それがどのぐらい当たっていたかをみます。
それが終わったら、次は日本語訳の方だけを見て、頭の中で英文を作ってみます。一行ずつ英文の方と照らし合わせて暗記していくのです。
1行目を覚えたら2行目を覚えて1〜2行を続けて暗唱してみます。
1〜2行目を覚えたら3行目を覚えて1〜3行目を続けて暗唱します。そうやって、できるところまで暗記してみましょう。
単なる暗記と思うかもしれませんが、実は会話の勉強には暗記がとても重要です。ひとつひとつ文法的に考えるよりも、フレーズとしてリズムや感覚をつかむのです。
実際の会話の場面でふとした時に出てくるのは、暗唱したフレーズであるケースや、そのフレーズの1語を変えただけのものであることが多々あります。
語学の勉強を続けるには、楽しいと感じる気持ちが大切。
自分に向いた勉強方法を選んで、通学時間をフル活用しちゃいましょう。