英語なんでもQ&A 
Q
外国人と話す時に相手の言っていることはだいたい分かるのですが、自分の言いたいことが上手くまとめられません。文法をどんなふうに覚えればうまく話せるようになりますか?
A 

文法や読解の勉強を一生懸命やっていても、なかなか思うように話せないということはよくありますね。相手の言っていることが分かるということは、リスニングの力はあるので、コミュニケーションできるようになるまであと少しです。まず大切なのは、間違えを恐れず積極的に話す勇気を持つこと。初めから上手く話せる人なんていませんから、カタコトでもしどろもどろでも、とにかく多く話すことが上達への近道です。

また、話せるようになるためには、文法事項などを「助動詞」とか「関係代名詞」とかいう文法用語にこだわらず、日常で使う簡単な日本語の訳を作る習慣をつけましょう。

例えば「行ける」は「I can go.」、「行ったことがある」は「I have been there.」とダイレクトに訳せるように練習します。「行ける」→「行くことができる」→可能の助動詞canを使って「I can go.」、などと文法的に考えていては、会話が止まってしまいます。文法を勉強している時でも、“この文法を使えばこんなことが言えるようになる!”というように考えてみると、無味乾燥な内容も興味を持って勉強できるようになるはずです。文法事項が難しくても、常に日常の会話の中でどのように使えるかを想像しながら勉強してみてください。電車の中などで考え事をしている時に、英語でどう言うか考えたりするのも良い訓練になります。(「お腹が空いたなあ。」→「I’m so hungry!」、「まだテスト勉強してない!」→「I haven’t studied for the exam!」など)

中学校の文法だけでも、日常生活で自分が言いたいことは十分表現することができます。とにかく言いたいことを簡単な日本語で考えて、簡単な英語で言ってみましょう。

学校の外国人の先生に話しかけるなど、たくさん練習してレベルアップしてくださいね!

 

 

 

 

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