心理を経てファッション留学へ
母が刺繍や編み物をやっている人だったので、私自身昔からファッションがすごく好きでした。ファッションを勉強したい気持ちはあったのですが、進学校だったので専門学校へ行く人が周りにいなかったし、親も大学を希望していたので誰にも言えなくて。結局、大学で学べる科目の中で興味のあった心理学を専攻することにしました。感性工学という、人がどんなものを美しいと感じるか脳波などを調べて研究する学問を中心に学び、副専攻では美学を取りました。楽しかったのですが、美をデータや数字で測ったり、理論立てたりするのはやりたい事と違うかな、と。やっぱり自分は作る方へ行きたいと思ったんです。日本の美大でファッションを学べる所があまり無かったので、海外へ行くことにしました。
専門学校は年下ばかり??
大学を卒業して、その年の秋にイギリスの美大の3ヶ月コースに直接入るつもりだったのですが、体調を崩してすぐに帰国することになってしまい、学校探しをしている時にJCFLに行き当たりました。実は大学卒業前にJCFLのことは見つけていたのですが、専門学校には高校生しかいないだろうと思い込んで却下していたんです。でもメールで問い合わせてみると、大卒の人も社会人もいるという答えだったので体験授業に参加してみました。それまで専門学校にはうさん臭いイメージがあったのですが、齋藤先生にお会いして、この先生ならちゃんと教えてくれるだろうという安心感が感じられたんですよ。授業風景や卒業後の実績を見せてもらったりして、不安を解消できたので入学を決めました。
眠る時間を削ってでも・・・
今までは音楽が一番身近でした。3歳からバイオリンを習っていて、高校・大学ではロックバンドでギターをやっていました。好きなことは眠る時間を削ってでもやっちゃいますね。読書も好きで、本屋には毎日通っています。好きな本は発売日に買わないと気が済まなくて、各コーナーのチェックが欠かせないんです。雑誌、漫画、小説と色々読みますが、好きなのはファンタジーと推理系。特にシリーズものが好きなんですよ、世界観がずっと続くのが好きで。映画もよく見るんですが、多少ストーリーが未熟でも視覚的に綺麗なものが好きですね。フランス映画とか。映画でもコンサートでも1人でどんどん行く方なのですが、この学校に入ってから趣味の合う人に会えて、一緒に出かけることもあります。