1美大進学と留学。2つ同時にかなえちゃおう
私自身は美術部に属したこともないのですが、両親とも美大出身で何かと話を聞いていたので、ずっと「美大に行ったら楽しそう」と思っていました。留学もしたいと考えていましたが高校時代は部活に明け暮れ、気づけば進路を決めるギリギリの時期。推薦状をもらって東京の私大に行くか、美大の予備校に行くか。でも浪人をしたら留学は諦めなくてはならないし…と家族会議を重ねている時に、父が美術雑誌に掲載されていた「JCFL海外芸術大学留学コース」を見つけてくれました。私は家が長崎なので、東京の私大に行くのも海外の美大へ行くのも費用的に変わらないんです。即決でしたね。
2 美術はまったくの初心者だけど
美術はゼロからスタートなのに「絶対に面白い」と変な自信がありました。手を動かすのが好きなので、制作の時間が至福の時です。JCFLの海外芸術大学留学コースでは、ただ課題を与えられてこなす、というのではなく、リサーチを重ねながら自分の内面を探り、作品に反映させていくという作業の繰り返しなので、形になるまでいつもひたすらもがいています。何となく想像していた「美術」を生み出す過程とは全然違っていましたが、すごく楽しいし充実しています。週に一度、中村先生が一人ひとりの作品を講評してくださる授業があり、それが怖くもあり楽しみでもあり。いろいろな気づきを与えられて、とてもためになります。
3 入学から半年。英語で長い文章が書けるようになってきた!
留学はしたいし、英語を話せるようになりたいけれど、英語の勉強はあまり…というタイプだったので、今苦労していますよ~。でもJCFLでは英語の先生にとても恵まれていて、情熱をひしひしと感じながら授業を受けています。提出した課題に丁寧にコメントを書いてくださるし、「分からなくて当たり前」と励ましながら教えてくださるので、先生の課題だけはきっちりこなそうと頑張っています。ライティングは、最初全然文章が書けず石のように固まっていたのですが、今は内容はともかく(笑)ペンを走らせている自分がいて、「変わったな」と驚いています。IELTS 6.0目指してがんばります!
4 作品と向き合う=自分を見つめる
海外芸術大学留学コースは、授業の約半分が英語、半分が美術。大きく分けると、美術の授業は、制作・美術史・プレゼンテーションから構成されています。前期は、「いろいろな表現方法を知り、幅を広げる」ことが制作のテーマ。布やボール紙を使ってロンドンオリンピックのパビリオンを想定した模型を作ったり、自分のロゴを考えたり、いろいろな素材や表現を学びました。入る前は「プロダクト・デザイン」をやりたいと思っていたのですが、いろいろな制作を通して、自分は人々の暮らしに役立つ社会的なものを作るよりはもっと個人的なもの、つまりファインアートをやりたいと思うようになりました。担任の齊藤先生に話をすると、いろいろな角度から問いかけてくださるので、さらに自分の内面の動きを探る助けになっています。
5 海外で自分の枠を広げてくれる体験をたくさんしたい!
イギリスでファインアートを学びたいと思っています。学校はもちろん、生活全般が楽しみですね。いろいろな人と話して、ヨーロッパをあちこち見に行きたいです。スペインに行ってサクラダファミリアを見たいし、東欧はテキスタイルの刺繍がかわいい。自分の枠を広げてくれる体験をたくさんして、作品に活かしていきたいです!
6 JCFLの海外芸術大学留学コースとは…
海外芸術大学留学コースは、芸大・美大の予備校ではなく、自分のやりたい事を探せるところ、自分の生き方そのものを考えさせてくれる場所だと思います。以前授業に来てくれた卒業生の方の言葉が印象に残っているのですが、それは「日本の美術は定義があり、その枠の力が強いが、イギリスの美術は刻々と変化していて、自分がアートの歴史を作っている一部だと実感できる」ということ。デッサン力やスキルももちろん大切ですが、それ以上にアイディアや「これがやりたい!」という思いを表現することを大切にしてくれるのが海外の芸大・美大だと思います。このことを学べるのがJCFLだと思うので、私のように美術初心者という人も安心してください!
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