1　大学のレベルは下げたくないけど、受験ばかりの浪人も嫌。
　　　好きな英語を伸ばしながら大学に入れるという「いいトコ取り」の選択

　英語が得意で、東京の私立大学を受験したのですが、希望の大学には受からなかったんです。レベルを下げてまで大学に行きたくありませんでしたし、かといって１年受験勉強だけの浪人生活を送る自信もなかった。どうしようと考えた時に浮かんだのが、大学編入。実は姉が大学編入を経験していたので、好きな英語を勉強しながら、大学編入ができる学校があるはずだと思って探してみたんです。JCFLは明治大学や法政大学などMARCHレベルの私立大学に実績があったので、入学を決めました。

2　英語は得意。でも文法はまるきりダメだった高校時代。
　　　内宮先生のスパルタ指導で、文法の基礎を完全克服。

　実は英語が得意と言いましたが、僕の場合は、洋楽や海外ドラマが好きでリスニング力だけ高くて、文法は全然ダメ。SVOCという基本文型も分かっていませんでした(苦笑)。そんな文法レベルを引き上げてくださったのが、内宮先生です。TOEICの文法問題を使って、ひたすら「解く＆解説を聞く」の繰り返し。基礎を叩き込んでいただきました。
また、本間先生の「英字新聞読解」の授業では、事前に英字新聞の内容を把握しておかないと授業についていけません。毎回予習で全文和訳をしていたので、英文を見て構文などがすぐに読み取れるようになりました。

TOEICは230点上がり、860点に。上智大学も明治大学も、英語の試験がない代わりにTOEICスコアの提出が求められます。僕は２年の前期までに860点を取得できたので、気持ちに余裕を持って経済・経営の勉強に打ち込むことができました。

3　「英語が好き＝英文学専攻」は思い込みだった。
　　　敬遠していた「経営」に興味を持ったきっかけは、JCFLの授業。

　JCFLに入学した当初は、英語が好きなので「英文学科に行こうかな」と考えていたのですが、１年の授業で英文学を始めさまざまな分野の授業を受けた結果、「自分がやりたいのは英語そのものじゃないんだ」と気づきました。逆に、それまで全く興味のなかった「経営」の授業を受けてみて、それまで難しいと思っていた経営という分野が、実は生活に身近なものだと分かり、面白いと思ったんです。もし何も知らずに英文学部に入っていたら、僕の性格からして、すぐに退学してしまっていたかもしれません(笑)。JCFLで学部の中身を知る授業を受けることができて本当に良かったと思います。　　

4 学生の求めがあれば、
　　　どこまででも熱心に指導してくださるのがJCFLの先生。

　経営学部を目指す学生のための特別授業を受講したことがきっかけとなって、近江先生に個人的に勉強のアドバイスをいただくようになりました。先生が経営学を学ぶうえで必須の用語集を作ってくださったので、ひたすらそのプリントを暗記。夏休みは、志望大学に合わせて近江先生がピックアップしてくださったキーワードを使って論述の練習を繰り返しました。経営の勉強は、本格的に始めたのは夏休みからですが、近江先生が「やれ」と言ったことだけに集中し、効率良く吸収することができたと思います。

また、近江先生は、大学編入の面接試験に関して、「広告業に興味があると志望動機書に書いたなら、○○博物館でこんなことを調べておくといい」とアドバイスをくださったのですが、それもドンピシャ！面接官の方の質問は海外の広告事情にまで踏み込んだものでしたが、しっかりと答えることができました。

JCFLの先生全員に言えることですが、学生がノックすれば、その思いに答えて熱心に指導してくださる方ばかり。僕は上智大・明治大・中央大とすべて志望学部が違ったので、担任の服部先生は、それぞれの学部に合わせた志望動機書を何度も見てくださいました。面接練習も、僕が「もうできたかな」と思っても、服部先生は「まだまだ」と（笑）。やる気のある人にとっては、JCFLは最高の環境だと思います。

5　大学編入を目指す人へのメッセージ

大学編入のメリットは、一般入試と違い、英語と自分が本当にやりたい分野を伸ばすことで、勝負ができるところだと思います。僕は古文が大嫌いだったので、浪人生になってもう１年古文を勉強するなんてことは耐えられなかったでしょうね(笑)。

JCFLで大学編入準備をすることのメリットはいろいろありますが、１つ目は１年目にさまざまな一般教養分野の基本的な勉強ができるので、「英語好き＝英文学を専攻する」というように、思い込みで学部を選んでミスマッチを起こすリスクがないことだと思います。また、大学編入試験で大きな比重を占める英語力についても、JCFLで先生方の言うとおり勉強していれば、伸びることは間違いない！英語だけでなく、どの先生方も、質問にはいくらでも付き合ってくださる方ばかりなので、積極的に学ぶ姿勢でいくといいと思います。

高校時代、上智大学は雲の上、MARCHだって受かる学力はなかった僕が、こうして上智大・明治大・中央大に受かったのは、JCFL効果。たとえ現役時代に志望大学に受かっていたとしても、JCFLを経由して大学に進む今の方が正解だったと言えます！