日本外国語専門学校
ウェディングプランナー、ブライダルコーディネーターを目指すなら
元ANAキャビンアテンダントの米川先生

米川 順子先生 担当学科 国際ブライダル科 元ANA(全日空)キャビンアテンダント

何でも挑戦してみます

趣味は海外旅行です。これまでアジア、ヨーロッパ、北南米など全て制覇しました。旅行の魅力は、未知の経験が出来ることですね。インドでヨガを習ったり、エジプトでラクダに乗ってピラミッドを回ったり、アマゾンでピラニアを釣って食べたりしたこともありますよ。ともかく何でも挑戦してみたくなってしまうんです。

居心地がいいと思ったのはスペイン。人が陽気で味覚や感覚が日本人と合っていると思います。私はイベリコ豚と赤ワインがあれば生きていけます! 家にいるよりも外に出かける方が好きですね。外食は結構よく行きます。気に入ったお店に何度も行くこともあれば、新たに開拓してみることも。どんな料理も食べます。

運動は、水泳、テニス、ゴルフなど。どれも学生の頃からやっていて、今はなかなか時間がないのですが、時々気分転換に泳ぎに行ったりします。 それから、実は私資格マニアというか、色々な資格を取ったり、習い事をしたりします。心理学の勉強もしましたし、色彩や茶道、華道、学芸員、教員免許、パンの先生の資格も持っています!

ANAの国際線キャビンアテンダント(CA)として世界中を周りました

学生の頃海外旅行をして、2・3カ国行っただけでも日本がそれまでとは違って見えるようになりました。それで、もっと多くの国に行って、より日本を違う視点から見てみたいと思うようになり、また英語は好きだったので英語を使える仕事をしたいと思ってANAのキャビンアテンダントになりました。

5年間勤務しましたが、3年目以降からはチーフパーサーも担当したり、またファーストクラスにも乗務するようになりました。外国の航空会社との提携便にも乗務し、ブリーフィングから全て英語で仕事をした時もありました。 特に印象に残っている出来事が1つあります。春休みに大学生の男の子3人組が、卒業旅行でパリ便に搭乗していました。

混んでいる時期で、3人とも席がバラバラになってしまっていて、とても大切な、思い出に残る旅行なのにと気にかけていました。そうしたらたまたまスクリーンの目の前で子どもが眠れないという親子連れのお客様がいらっしゃって、その方を移動させるのと同時に何とか3人の学生が並んで座れるようにパズルをして、最終的に並んで座っていただくことができました。

そうしたらその3人がとても喜んで、握手を求められ一緒に写真も撮りました(笑)。成田宛に、旅行先のパリ、ロンドン、マドリッド、フランクフルトなど各都市からハガキまで送ってくれて、それは本当に嬉しかったし、接客業のやりがいを感じた瞬間でした。

フライトの楽しみはやはり各都市でのステイですね。クリスマスのイルミネーションは、パリのシャンゼリゼ通りとNYの5th Ave.がお気に入りです。北京の時は万里の長城に行ったり、動物園にパンダを見に行ったり(中国のパンダはブランコに乗ってたりして可愛いんですよ!)、香港で買い物やエステに行ったり、色々と楽しい思い出があります。当時ANAが就航していた世界22都市はすべて乗務しました。

アメリカ滞在⇒ツアーコンダクター⇒外資系IT企業⇒JCFLへ

5年の乗務経験を経て、アメリカに住んで勉強したいと思うようになりました。もともと大学の専攻が教育学だったので、アメリカのニューヨークに2年間滞在して大学院で教育学を学びました。

せっかくいるのだからと、パッチワークやアメリカ料理を習ったり、様々な国籍の友人とも交流しました。これらの経験が帰国後、ツアーコンダクターや外資系企業勤務においてのコミュニケーションに大変役立ちました。
その後「今までの経験を教育を通して伝えたい」と思ってJCFLに来ました。

JCFLではどんな授業を教えていらっしゃいますか?

国際ブライダル科で「ビジネスマナー」や「カラーコーディネーション」、「面接対策」などの授業を受け持っています。知識だけでなく、キャビンアテンダント、ツアーコンダクター、秘書の職を通して身に付けたマナーを含め、学生に伝えています。

カラーの授業では、色の楽しさを教えています。似合う色を身につけることで、本来の魅力を引き出すだけでなく、その方を一層素敵に輝かせることができるんです。新婦のドレス選びに役立つだけでなく、披露宴会場のテーブルコーディネート、フラワーアレンジなど新郎・新婦の雰囲気に合った会場作りなど、すべてカラーでコーディネートしていくので、カラーの知識は重要です。さらに日常生活を美しく演出できる知識も学べるので、とても役に立つ授業です。

JCFLの学生からはどう思われていると思いますか?

「厳しい先生!」と思われていると思います(笑)。でも、学生も分かってくれていると思いますが、叱るのは良くなって欲しいという愛情からです。どうでもいいと思っていたら叱ったりしないでにこにこしていればいいのですから。みんなに目標を達成して欲しいと願っているので、いつも全力で指導しています。

心がけているのは、英語のレベルや年齢を問わずどの学生にも公平・平等に対応するということです。またJCFLが大学と違うのは、担任制で一人ひとりのケアができること。どんな学生にもきめ細かく対応して、一人ひとりに合った指導をしていきたいですね。

ブライダル業界を目指す方にメッセージを

ブライダルプロデューサー、ブライダルコーディネーター、ウエディングプランナーになるためには、知識や技術だけでなく、「大人の対応」ができることが大切です。新郎・新婦が自分よりも年上であることも多い上、ご両親やご親族の方々もご年配ですので、正しく美しい日本語をしっかり身につける必要があります。また、お客様に接する仕事ですので、常に「おもてなしの心」をもって、心配り、気遣いがさりげなくできること、ホスピタリティ精神あふれる方であることが望ましいです。日本外国語専門学校では、こんな人になれるようにしっかり指導致します。一緒に頑張りましょう!

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