大学編入専攻

英語本科 大学編入専攻 石橋 和子先生

大学編入専攻の学生は?

みんな本当に頑張っています。編入試験に合格することはもちろん嬉しいですが、この学校での2年間で人間的に大きく成長する姿を見られることが何より嬉しいですね。高校が進学校で、受験のプレッシャーから精神的に弱くなってしまった学生が、JCFLに入学してから勉強したいことを見つけ、目標の大学に向けて本当に一生懸命努力して合格したり、高校まで全く勉強せずにいたのがJCFLで勉強の面白さ、努力することの大切さを知って大きく成長して、高校の時には今の自分は考えられなかったと言っている学生を見ると、本当に良かったなと感じます。

卒業生に聞くと、JCFL2年と大学2年で、とても充実した4年間だったと言います。大学に編入してびっくりするのが、大学生は勉強しないし、授業で寝るなどマナーもなっていないということだそうです。その点JCFLではマナーはもちろん(授業中に寝るなんてありえません!)、勉強の仕方も学び、勉強する楽しさを発見することができるので、大学に入っても自ら学び、より一層理解を深めて多くを学べるのです。JCFLでは卒業課題というのがあって、大学編入専攻の学生は大学での専攻に関するテーマを取り上げます。これは編入試験でのアピールにもなりますし、何より文献を読んで自分の考えをまとめるという「学問」の仕方を身につけることができるので、大学での勉強に非常に役立ちます。

大学編入専攻教員大学編入専攻

英語本科の大学編入専攻は2年間のプログラムで、4年制大学3年次編入をめざすコースです。英語はもちろん、小論文や面接対策などを行っていきます。ただ、一つ言っておきたいのは、この専攻の目的は単に受験のためだけではないということです。最初は予備校感覚で考えている学生も多いので、ビジネスマナーや履歴書の書き方などを学ばなければいけないことに不満を表す学生もいます。でもここでの2年間は、英語の力をつけ、また社会に出て必要となるマナーやスキルを身につけて人間として大きく成長する2年間です。大学編入試験合格は、結果として表れてきます。東京外国語大学など難関校に編入した卒業生たちも、毎日学校に行って、やるべきことを100%やればそれで大丈夫だったと言います。もちろん編入試験対策はしっかり行いますが、最初から試験のテクニックだけを教えるようなことはしません。 また、昨今、不況で企業の採用が厳しくなり、大卒者の内定率も低くなっています。そのような時でも、当校で教育を受けた学生たちはどう動いたらいいのかが分かっていて、言葉遣いなどもできているのでスムーズに就職活動を進めることができます。大学で2年間過ごした学生よりもこの点でずっと有利になりますね。

大学編入をめざす人へ

専門学校生として精神的に安定して勉強できるところが、まず浪人との大きな違いです。また、先ほども言いましたが、この学校での2年間は、受験のためだけではありません。色々な角度から自分の人生を見つめることができ、視野が大きく広がります。各業界への就職を目指す学科の学生もいるので、そういった学生との交流を通して色々な世界・可能性を知ることができるでしょう。クラスメイトも目標に向けて頑張っていますので、切磋琢磨して努力できる環境が整っています。 私は、自分をマラソンの伴走者だと思っています。ゴールを目指して走るのはもちろん学生本人ですが、私も一緒に走って、「頑張ってるね」「少し方向を変えてみようか?」「ペースが落ちてるよ」など常にアドバイスをし、励ましながら最後まで一緒に走ります。一緒に目標に向かって頑張りましょう!

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